<キリストの愛とともに歩もう>イエス・キリストを愛し、自分を愛し、人を愛して、平和を生み出すことを願います。

<今日の聖句>2024年~2023年

 

 

 

    <今日の聖句>2024年

2024年12月31日(火)ヨハネの手紙(Ⅰ)5章18~20節

光よりの光、真の神よりの真の神:主イエス・キリスト

18わたしたちは知っています。すべて神から生まれた者は罪を犯しません。神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、悪い者は手を触れることができません。 19わたしたちは知っています。わたしたちは神に属する者ですが、この世全体が悪い者の支配下にあるのです。 20わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです。この方こそ、真実の神、永遠の命です。

 

2024年12月30日(月)ヨハネによる福音書1章18節 

   神の本質の完全な現れ:神の御子・イエス

 18いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。

 

2024年12月29日(日)ルカによる福音書2章15~20

    歌いながら歩む

15天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。 16そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 17その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 18聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 19しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。 20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

   「羊飼いの礼拝」ジョルジョーネ

 

2024年12月28日(土)詩編95編1~3節 

    喜びの叫び:主に向かって歌おう

1主に向かって喜び歌おう。
救いの岩に向かって喜びの叫びをあげよう。
2御前に進み、感謝をささげ
楽の音に合わせて喜びの叫びをあげよう。
3主は大いなる神
すべての神を超えて大いなる王。

 

2024年12月27日(金)ヨハネによる福音書3章34~36節

  神の言葉の現れ:神の御子・イエス

34神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。 35御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。 36御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」

 

2024年12月26日(木)ヨハネによる福音書3章16

   永遠の命の現れ:神の御子・イエス

16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

 

2024年12月25日(水)ヨハネによる福音書1章14、17節

 恵みと真理の現れ:神の御子・イエス

14言(ことば)は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。  17律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。

   「聖誕」ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

2024年12月24日(火) ヤコブの手紙1章17~18節

    完全な賜物:真理の言葉

 17良い贈り物、完全な賜物はみな、上から、光の源である御父から来るのです。御父には、移り変わりも、天体の動きにつれて生ずる陰もありません。 18御父は、御心のままに、真理の言葉によってわたしたちを生んでくださいました。それは、わたしたちを、いわば造られたものの初穂となさるためです。

 

2024年12月23日(月)フィリピの信徒への手紙4章4~5節 

  喜びなさい、主はすぐ近くにおられます

 4主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。 5あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。

 

2024年12月22日(日・クリスマス礼拝)ルカによる福音書2章8~14

 「神には栄光、地には平和を」

8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。 12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」

  

    「キリストの誕生を羊飼いに告げる天使たち」ホーファールト・フリンク

 

2024年12月21日(土)イザヤ書60章1~2節

  主の栄光があなたの上に現れる

1起きよ、光を放て。
あなたを照らす光は昇り
主の栄光はあなたの上に輝く。
2見よ、闇は地を覆い
暗黒が国々を包んでいる。
しかし、あなたの上には主が輝き出で
主の栄光があなたの上に現れる。

 

2024年12月20日(金)マタイによる福音書11章5節

  奇跡と喜びの知らせ:福音

 5目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。

 

2024年12月19日(木)詩編126編2

  喜びと感謝の日々の到来

2そのときには、わたしたちの口に笑いが
舌に喜びの歌が満ちるであろう。
そのときには、国々も言うであろう
「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。

 

2024年12月18日(水)テサロニケの信徒への手紙(Ⅰ)5章16~18節

  絶えず祈りなさい

16いつも喜んでいなさい。 17絶えず祈りなさい。 18どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。

 

2024年12月17日(火) イザヤ書50章4節

 願いと希望: 主の言葉に聞き従う喜び

4主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え
疲れた人を励ますように
言葉を呼び覚ましてくださる。
朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし
弟子として聞き従うようにしてくださる。

 

2024年12月16日(月) ヨハネによる福音書3章29

  喜びと希望: 花婿の声 

29花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている。 30あの方は栄え、わたしは衰えねばならない。」

 

2024年12月15日(日・待降節第三主日)ルカによる福音書2章1~7

  泊まる場所のない神

1そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 2これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 3人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 4ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 5身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 6ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 7初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。

   「羊飼いの礼拝」ヘリト・ファン・ホントホルスト

 

2024年12月14日(土)詩編24編9~10節

 栄光に輝く主の到来

9城門よ、頭を上げよ
とこしえの門よ、身を起こせ。
栄光に輝く王が来られる。
10栄光に輝く王とは誰か。
万軍の主、主こそ栄光に輝く王。

 

2024年12月13日(金)イザヤ書40章3節

 主を招く声がき聞こえて来る

 3呼びかける声がある。
主のために、荒れ野に道を備え
わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。

 

2024年12月12日(木)ヘブライ人への手紙13章7~8節

  信仰を見倣う—永遠に変わらぬイエス・キリスト

7あなたがたに神の言葉を語った指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生涯の終わりをしっかり見て、その信仰を見倣いなさい。 8イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。

 

2024年12月11日(水)エゼキエル書36章26~27

 新しい心と新しい霊の導き

26わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える。 27また、わたしの霊をお前たちの中に置き、わたしの掟に従って歩ませ、わたしの裁きを守り行わせる。

 

2024年12月10日(火) ルカによる福音書1章78~79節

 神の憐れみと導きの光:イエス・キリスト

78これは我らの神の憐れみの心による。
この憐れみによって、
高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、
79暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、
我らの歩みを平和の道に導く。」

 

2024年12月9日(月) 詩編118編23~26節

  祝福あれ、主の御名によって来る人に

23これは主の御業
わたしたちの目には驚くべきこと。
24今日こそ主の御業の日。
今日を喜び祝い、喜び躍ろう。
25どうか主よ、わたしたちに救いを。
どうか主よ、わたしたちに栄えを。
26祝福あれ、主の御名によって来る人に。
わたしたちは主の家からあなたたちを祝福する。

 

2024年12月8日(日)ルカによる福音書1章26~38

   「お言葉どおり、この身に成りますように。」

26六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。 27ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。 28天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」 29マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。 30すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 31あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。 32その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 33彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」 34マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」 35天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。 36あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。 37神にできないことは何一つない。」 38マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。

 

           「受胎告知」ヘンリー・オサワ・タナー

 

2024年12月7日(土)マラキ書3章1節

  見よ、彼が来る。待望している主が。

1見よ、わたしは使者を送る。
彼はわが前に道を備える。
あなたたちが待望している主は
突如、その聖所に来られる。
あなたたちが喜びとしている契約の使者
見よ、彼が来る、と万軍の主は言われる。

 

2024年12月6日(金)イザヤ書11章1~5節

 主の霊に満たされる者:聖なる神の子:神

1エッサイの株からひとつの芽が萌えいで
その根からひとつの若枝が育ち
2その上に主の霊がとどまる。
知恵と識別の霊
思慮と勇気の霊
主を知り、畏れ敬う霊。
3彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。
目に見えるところによって裁きを行わず
耳にするところによって弁護することはない。
4弱い人のために正当な裁きを行い
この地の貧しい人を公平に弁護する。
その口の鞭をもって地を打ち
唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。
5正義をその腰の帯とし
真実をその身に帯びる。 

 

2024年12月5日(木)イザヤ書9章1、5節

 「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」

1闇の中を歩む民は、大いなる光を見
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。

 

2024年12月4日(水)ローマの信徒への手紙1章1~6節

  神の子:イエス・キリスト

1キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、―― 2この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、 3御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、 4聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。 5わたしたちはこの方により、その御名を広めてすべての異邦人を信仰による従順へと導くために、恵みを受けて使徒とされました。 6この異邦人の中に、イエス・キリストのものとなるように召されたあなたがたもいるのです。―― 

 

2024年12月3日(火)  ヘブライ人への手紙1章1~3節

  神の本質の完全な❞現れ❝

1神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、 2この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。 3御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。

 

2024年12月2日(月)イザヤ書7章10~14節

  奇跡の出会い :インマヌエル

10主は更にアハズに向かって言われた。 11「主なるあなたの神に、しるしを求めよ。深く陰府の方に、あるいは高く天の方に。」
12しかし、アハズは言った。
「わたしは求めない。
主を試すようなことはしない。」
13イザヤは言った。
「ダビデの家よ聞け。
あなたたちは人間に
もどかしい思いをさせるだけでは足りず
わたしの神にも、もどかしい思いをさせるのか。
14それゆえ、わたしの主が御自ら
あなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。

 

2024年12月1日(日)フィリピの信徒への手紙2章1~11

  「人となられた神」

1そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、 2同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。 3何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、 4めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。 5互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。 6キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、 7かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、 8へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。 9このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。 10こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、 11すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。

     

        「イエスの御心」オディロン・ルドン

 

2024年11月30日(土)イザヤ書40章4~5節

 愛と恵みの宣言:主の栄光の❞現れ❝

4谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。
険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。
5主の栄光がこうして現れるのを
肉なる者は共に見る。
主の口がこう宣言される。

 

2024年11月29日(金)詩編85編10~14節

  正義と平和の約束:天から恵み、地には実り

10主を畏れる人に救いは近く
栄光はわたしたちの地にとどまるでしょう。
11慈しみとまことは出会い
正義と平和は口づけし
12まことは地から萌えいで
正義は天から注がれます。
13主は必ず良いものをお与えになり
わたしたちの地は実りをもたらします。
14正義は御前を行き
主の進まれる道を備えます。

 

2024年11月28日(木)ローマの信徒への手紙8章32~35節

          主を信じる者は失望しない

 11聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。 12ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。 13「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。

 

2024年11月27日(水)詩編121編1~2節

  主の約束と力強い歌

1【都に上る歌。】
目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
2わたしの助けは来る
天地を造られた主のもとから。

 

2024年11月26日(火)イザヤ書42章10,12~13節

 栄光を歌へ:主の熱情と奮起を

10新しい歌を主に向かって歌え。
地の果てから主の栄誉を歌え。
海に漕ぎ出す者、海に満ちるもの島々とそこに住む者よ。
12主に栄光を帰し
主の栄誉を島々に告げ知らせよ。
13主は、勇士のように出で立ち
戦士のように熱情を奮い起こし
叫びをあげ、鬨の声をあげ、敵を圧倒される。

 

2024年11月25日(月)イザヤ書42章8~9節

  主の栄光と新たな始まり

8わたしは主、これがわたしの名。
わたしは栄光をほかの神に渡さず
わたしの栄誉を偶像に与えることはしない。
9見よ、初めのことは成就した。
新しいことをわたしは告げよう。
それが芽生えてくる前に
わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。

 

2024年11月24日(日)マタイによる福音書12章22~32

   ❞魂泥棒❝を捕縛して

22そのとき、悪霊に取りつかれて目が見えず口の利けない人が、イエスのところに連れられて来て、イエスがいやされると、ものが言え、目が見えるようになった。 23群衆は皆驚いて、「この人はダビデの子ではないだろうか」と言った。 24しかし、ファリサイ派の人々はこれを聞き、「悪霊の頭ベルゼブルの力によらなければ、この者は悪霊を追い出せはしない」と言った。 25イエスは、彼らの考えを見抜いて言われた。「どんな国でも内輪で争えば、荒れ果ててしまい、どんな町でも家でも、内輪で争えば成り立って行かない。 26サタンがサタンを追い出せば、それは内輪もめだ。そんなふうでは、どうしてその国が成り立って行くだろうか。 27わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。 28しかし、わたしが神の霊で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。 29また、まず強い人を縛り上げなければ、どうしてその家に押し入って、家財道具を奪い取ることができるだろうか。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。 30わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。 31だから、言っておく。人が犯す罪や冒瀆は、どんなものでも赦されるが、“霊”に対する冒瀆は赦されない。 32人の子に言い逆らう者は赦される。しかし、聖霊に言い逆らう者は、この世でも後の世でも赦されることがない。」

   

              「盲人を癒すキリスト」エル・グレコ

 

2024年11月23日(土)詩編99編1~3節

  驚くべき恵み:全ての民の上に

1主こそ王。
諸国の民よ、おののけ。
主はケルビムの上に御座を置かれる。
地よ、震えよ。
2主はシオンにいまし、大いなる方。
すべての民の上に高くいます。
3御名の大いなること、畏るべきことを告白せよ。
主は聖なる方。

 

2024年11月22日(金)使徒言行録13章36~41節

 驚くべき恵み:信じる者は皆、義とされる

36ダビデは、彼の時代に神の計画に仕えた後、眠りについて、祖先の列に加えられ、朽ち果てました。 37しかし、神が復活させたこの方は、朽ち果てることがなかったのです。 38だから、兄弟たち、知っていただきたい。この方による罪の赦しが告げ知らされ、また、あなたがたがモーセの律法では義とされえなかったのに、 39信じる者は皆、この方によって義とされるのです。 40それで、預言者の書に言われていることが起こらないように、警戒しなさい。
41『見よ、侮る者よ、驚け。滅び去れ。
わたしは、お前たちの時代に一つの事を行う。
人が詳しく説明しても、
お前たちにはとうてい信じられない事を。』」

 

2024年11月21日(木)ローマの信徒への手紙8章32~35節

 キリストの愛と信仰の絆:キリスト”執り成し”

32わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。 33だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。 34だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。 35だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。

 

2024年11月20日(水)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)5章17,21節

  新しく創造された者

17だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。

 21罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

 

2024年19日(火)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)1章28~31節

   「誇る者は主を誇れ」

28また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。 29それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。 30神によってあなたがたはキリスト・イエスに結ばれ、このキリストは、わたしたちにとって神の知恵となり、義と聖と贖いとなられたのです。 31「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりになるためです。

 

2024年11月18日(月)使徒言行録13章46~48

  異邦人への愛と希望:神の言葉

46そこで、パウロとバルナバは勇敢に語った。「神の言葉は、まずあなたがたに語られるはずでした。だがあなたがたはそれを拒み、自分自身を永遠の命を得るに値しない者にしている。見なさい、わたしたちは異邦人の方に行く。 47主はわたしたちにこう命じておられるからです。
『わたしは、あなたを異邦人の光と定めた、
あなたが、地の果てにまでも
救いをもたらすために。』」
48異邦人たちはこれを聞いて喜び、主の言葉を賛美した。そして、永遠の命を得るように定められている人は皆、信仰に入った。

 

2024年11月17日(日・主日)マタイによる福音書12章15~21

  善き牧者の愛と使命:彼の名は

15イエスはそれを知って、そこを立ち去られた。大勢の群衆が従った。イエスは皆の病気をいやして、 16御自分のことを言いふらさないようにと戒められた。 17それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。
18「見よ、わたしの選んだ僕。
わたしの心に適った愛する者。
この僕にわたしの霊を授ける。
彼は異邦人に正義を知らせる。
19彼は争わず、叫ばず、
その声を聞く者は大通りにはいない。
20正義を勝利に導くまで、
彼は傷ついた葦を折らず、
くすぶる灯心を消さない。
21異邦人は彼の名に望みをかける。」

      

      「善き牧者としての幼児キリスト」バルトロメ・ムリーリョ

 

2024年11月16日(土)イザヤ書42章10節

  歌う者よ、新しい歌を主に捧げよ

10新しい歌を主に向かって歌え。
地の果てから主の栄誉を歌え。
海に漕ぎ出す者、海に満ちるもの
島々とそこに住む者よ。

 

2024年11月15日(金)ローマの信徒への手紙3章23~26節

 イエスを信じる者:神の恵みにより〝義〟とされる者

 23人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、 24ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。 25神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。それは、今まで人が犯した罪を見逃して、神の義をお示しになるためです。 26このように神は忍耐してこられたが、今この時に義を示されたのは、御自分が正しい方であることを明らかにし、イエスを信じる者を義となさるためです。 

 

2024年11月14日(木)ルカによる福音書6章43~45節

  善い実は善い木に生る

43「悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。 44木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。茨からいちじくは採れないし、野ばらからぶどうは集められない。 45善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」

 

2024年11月13日(水)マルコによる福音書10章17~18節

   善い者は神おひとり

17イエスが旅に出ようとされると、ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」 18イエスは言われた。「なぜ、わたしを『善い』と言うのか。神おひとりのほかに、善い者はだれもいない。

 

2024年12日(火)ヨハネによる福音書9章30~33節

  あの方は神のもとから来られた方

30彼は答えて言った。「あの方がどこから来られたか、あなたがたがご存じないとは、実に不思議です。あの方は、わたしの目を開けてくださったのに。 31神は罪人の言うことはお聞きにならないと、わたしたちは承知しています。しかし、神をあがめ、その御心を行う人の言うことは、お聞きになります。 32生まれつき目が見えなかった者の目を開けた人がいるということなど、これまで一度も聞いたことがありません。 33あの方が神のもとから来られたのでなければ、何もおできにならなかったはずです。」

 

2024年11月11日(月)ヨハネによる福音書9章4,16~17節

  あの方は預言者

4イエスが土をこねてその目を開けられたのは、安息日のことであった。 15そこで、ファリサイ派の人々も、どうして見えるようになったのかと尋ねた。彼は言った。「あの方が、わたしの目にこねた土を塗りました。そして、わたしが洗うと、見えるようになったのです。」 16ファリサイ派の人々の中には、「その人は、安息日を守らないから、神のもとから来た者ではない」と言う者もいれば、「どうして罪のある人間が、こんなしるしを行うことができるだろうか」と言う者もいた。こうして、彼らの間で意見が分かれた。 17そこで、人々は盲人であった人に再び言った。「目を開けてくれたということだが、いったい、お前はあの人をどう思うのか。」彼は「あの方は預言者です」と言った。

 

2024年11月10日(日・聖餐式)マタイによる福音書12章9~14

  愛によって善いことをする

9イエスはそこを去って、会堂にお入りになった。 10すると、片手の萎えた人がいた。人々はイエスを訴えようと思って、「安息日に病気を治すのは、律法で許されていますか」と尋ねた。 11そこで、イエスは言われた。「あなたたちのうち、だれか羊を一匹持っていて、それが安息日に穴に落ちた場合、手で引き上げてやらない者がいるだろうか。 12人間は羊よりもはるかに大切なものだ。だから、安息日に善いことをするのは許されている。」 13そしてその人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、もう一方の手のように元どおり良くなった。 14ファリサイ派の人々は出て行き、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。

    

      「病人を癒すキリスト」 レンブラント

 

2024年11月9日(土)ローマの信徒への手紙12章1~2節

  神の御心を知る:聖なる生けるいけにえ

1こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。 2あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。

 

2024年11月8日(金)ルカによる福音書18章15~17節

 〝神の国〟の受入れと子供たち

15イエスに触れていただくために、人々は乳飲み子までも連れて来た。弟子たちは、これを見て叱った。 16しかし、イエスは乳飲み子たちを呼び寄せて言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。 17はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」

 

2024年11月7日(木)ルカによる福音書17章20~21節

  神の国の在り方

20ファリサイ派の人々が、神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。「神の国は、見える形では来ない。 21『ここにある』『あそこにある』と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」

 

2024年11月6日(水)ルカによる福音書12章28~32節

  神がくださる〝神の国〟

 28今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことである。信仰の薄い者たちよ。 29あなたがたも、何を食べようか、何を飲もうかと考えてはならない。また、思い悩むな。 30それはみな、世の異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要なことをご存じである。 31ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは加えて与えられる。 32小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。

 

2024年11月5日(火)マルコによる福音書1章14~15節

  神の国への招待

14ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、 15「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。

 

2024年11月4日(月)ヘブライ人への手紙9章15,27~28節

  キリスト、二度の顕現:契約の新たな約束

 15こういうわけで、キリストは新しい契約の仲介者なのです。それは、最初の契約の下で犯された罪の贖いとして、キリストが死んでくださったので、召された者たちが、既に約束されている永遠の財産を受け継ぐためにほかなりません。27また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、 28キリストも、多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。

 

2024年11月3日(日・主日)ヘブライ人への手紙11章13~16

  信仰と喜びの旅路:天の故郷求めて

13この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。 14このように言う人たちは、自分が故郷を探し求めていることを明らかに表しているのです。 15もし出て来た土地のことを思っていたのなら、戻るのに良い機会もあったかもしれません。 16ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。  

    

        「晩鐘」ジャン・フランソワ・ミレー

 

2024年11月2日(土)詩編68編20~21節

  救いの御業の神・主:常なる神

20主をたたえよ
日々、わたしたちを担い、救われる神を。
21この神はわたしたちの神、救いの御業の神
主、死から解き放つ神。

 

2024年11月1日(金)ヨハネによる福音書5章24~26節

 神の口から出る一つ一つの言葉

24はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。 25はっきり言っておく。死んだ者が神の子の声を聞く時が来る。今やその時である。その声を聞いた者は生きる。 26父は、御自身の内に命を持っておられるように、子にも自分の内に命を持つようにしてくださったからである。

 

2024年10月31日(木)ヨハネによる福音書6章63,68節

  永遠の命の言葉とともに

 63命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。

68シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。

 

2024年10月30日(水)ヨハネによる福音書6章53~58節

  イエスとの絆:真実の食べ物、永遠の命

 53イエスは言われた。「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。 54わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。 55わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。 57生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。 58これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」

 

2024年10月29日(火)ヨハネによる福音書6章46~51節

  神のもとから来た者:永遠の命のパン

46父を見た者は一人もいない。神のもとから来た者だけが父を見たのである。 47はっきり言っておく。信じる者は永遠の命を得ている。 48わたしは命のパンである。 49あなたたちの先祖は荒れ野でマンナを食べたが、死んでしまった。 50しかし、これは、天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。 51わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」

 

2024年10月28日(月)ヨハネによる福音書6章26~29節

  信仰と神の業:神が遣わしになった者を信じる

 26イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。 27朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」 28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」

 

2024年10月27日(日・主日)マタイによる福音書14章13~21

  群衆の要求を超えるイエスの愛

13イエスはこれを聞くと、舟に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。しかし、群衆はそのことを聞き、方々の町から歩いて後を追った。 14イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。 15夕暮れになったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。群衆を解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。」 16イエスは言われた。「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」 17弟子たちは言った。「ここにはパン五つと魚二匹しかありません。」 18イエスは、「それをここに持って来なさい」と言い、 19群衆には草の上に座るようにお命じになった。そして、五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。弟子たちはそのパンを群衆に与えた。 20すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、十二の籠いっぱいになった。 21食べた人は、女と子供を別にして、男が五千人ほどであった。    

     

   「パンと魚の奇跡」ジョヴァンニ・ガスパーレ・ランフランコ

 

2024年10月26日(土)詩編100編1~3節

  神に喜びを捧げる

1【賛歌。感謝のために。】
全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
2喜び祝い、主に仕え
喜び歌って御前に進み出よ。
3知れ、主こそ神であると。
主はわたしたちを造られた。
わたしたちは主のもの、その民
主に養われる羊の群れ。

 

2024年10月25日(金)ローマの信徒への手紙5章1~4節

   苦難から希望への道:信仰による義と恵み

1このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、 2このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。 3そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、 4忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

 

2024年10月24日(木)テモテへの手紙(Ⅱ)1章9~10節

  神の恵みによる救いとキリストの出現:福音

9神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び出してくださったのは、わたしたちの行いによるのではなく、御自身の計画と恵みによるのです。この恵みは、永遠の昔にキリスト・イエスにおいてわたしたちのために与えられ、 10今や、わたしたちの救い主キリスト・イエスの出現によって明らかにされたものです。キリストは死を滅ぼし、福音を通して不滅の命を現してくださいました。

 

2024年10月23日(水)フィリピの信徒への手紙3章8~9節

  価値観の変化:キリストの至高の贈り物:義

 8そればかりか、わたしの主キリスト・イエスを知ることのあまりのすばらしさに、今では他の一切を損失とみています。キリストのゆえに、わたしはすべてを失いましたが、それらを塵あくたと見なしています。キリストを得、 9キリストの内にいる者と認められるためです。わたしには、律法から生じる自分の義ではなく、キリストへの信仰による義、信仰に基づいて神から与えられる義があります。

 

2024年10月22日(火)ヨハネの手紙(Ⅰ)1章2~4節

  命の現れ:御子との交わり:御父との絆

 2この命は現れました。御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。―― 3わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。 4わたしたちがこれらのことを書くのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるようになるためです。

 

2024年10月21日(月)哀歌3章22~24節

   主の愛と絆を待ち望む日々

 22主の慈しみは決して絶えない。
主の憐れみは決して尽きない。
23それは朝ごとに新たになる。
「あなたの真実はそれほど深い。
24主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い
わたしは主を待ち望む。

 

2024年10月20日(日・主日)マタイによる福音書12章1~8

  安息日の教え:キリストの愛と絆

1そのころ、ある安息日にイエスは麦畑を通られた。弟子たちは空腹になったので、麦の穂を摘んで食べ始めた。 2ファリサイ派の人々がこれを見て、イエスに、「御覧なさい。あなたの弟子たちは、安息日にしてはならないことをしている」と言った。 3そこで、イエスは言われた。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。 4神の家に入り、ただ祭司のほかには、自分も供の者たちも食べてはならない供えのパンを食べたではないか。 5安息日に神殿にいる祭司は、安息日の掟を破っても罪にならない、と律法にあるのを読んだことがないのか。 6言っておくが、神殿よりも偉大なものがここにある。 7もし、『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』という言葉の意味を知っていれば、あなたたちは罪もない人たちをとがめなかったであろう。 8人の子は安息日の主なのである。」

         

        「放蕩息子の帰還」レンブラント・ファン・レイン

 

2024年10月19日(土)ヨハネによる福音書4章23~24節

  霊と真理を礼拝する時:キリストの時

23しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。 24神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」

 

2024年10月18日(金) テモテへの手紙(Ⅱ)1章6、13~14節

  力と愛と思慮分別の霊

 7神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。
 13キリスト・イエスによって与えられる信仰と愛をもって、わたしから聞いた健全な言葉を手本としなさい。 14あなたにゆだねられている良いものを、わたしたちの内に住まわれる聖霊によって守りなさい。

 

2024年10月17日(木)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)10章13

  神の真実な恵みと試練

 13あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

 

2024年10月16日(水)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)9章21~23

  信仰と奉仕の一体化

21また、わたしは神の律法を持っていないわけではなく、キリストの律法に従っているのですが、律法を持たない人に対しては、律法を持たない人のようになりました。律法を持たない人を得るためです。 22弱い人に対しては、弱い人のようになりました。弱い人を得るためです。すべての人に対してすべてのものになりました。何とかして何人かでも救うためです。

 

2024年10月15日(火)ガラテアの信徒への手紙6章1~3節

  真の謙虚と愛の律法

1兄弟たち、万一だれかが不注意にも何かの罪に陥ったなら、“霊”に導かれて生きているあなたがたは、そういう人を柔和な心で正しい道に立ち帰らせなさい。あなた自身も誘惑されないように、自分に気をつけなさい。 2互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。 3実際には何者でもないのに、自分をひとかどの者だと思う人がいるなら、その人は自分自身を欺いています。

 

2024年10月14日(月)エフェソへの信徒への手紙3章16~19

  キリストの愛に根ざす信仰と理解

 16どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、 17信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。 18また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、 19人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。

 

2024年10月13日(日・主日)マタイによる福音書11章25~30

  安息と学びへの招待:主イエスの言葉

25そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。 26そうです、父よ、これは御心に適うことでした。 27すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかには、父を知る者はいません。 28疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。 29わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。 30わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」 

     

              「聖顔」 ジョルジュ・ルオー 

 

2024年10月12日(土)エレミア書31章33節

  新しい契約:心の律法と救いの約束

 33しかし、来るべき日に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこれである、と主は言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの胸の中に授け、彼らの心にそれを記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。

 

2024年10月11日(金)ガラテアの信徒への手紙4章8~9節

 それなのに何故:信仰の葛藤

8ところで、あなたがたはかつて、神を知らずに、もともと神でない神々に奴隷として仕えていました。 9しかし、今は神を知っている、いや、むしろ神から知られているのに、なぜ、あの無力で頼りにならない支配する諸霊の下に逆戻りし、もう一度改めて奴隷として仕えようとしているのですか。 

 

2024年10月10日(木)ルカによる福音書6章27~31節

 真実な裁き:イエスの教え:愛と寛容

27「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。 28悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。 29あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。 30求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。 31人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。

 

2024年10月9日(水)ヨハネによる福音書12章45~48

  真実な裁き:イエスの言葉に耳を傾けよ

45わたしを見る者は、わたしを遣わされた方を見るのである。 46わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。 47わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。 48わたしを拒み、わたしの言葉を受け入れない者に対しては、裁くものがある。わたしの語った言葉が、終わりの日にその者を裁く。

 

2024年10月8日(火)ヨハネによる福音書8章16~18

  イエスの真実な裁き:父なる神と共に

 16しかし、もしわたしが裁くとすれば、わたしの裁きは真実である。なぜならわたしはひとりではなく、わたしをお遣わしになった父と共にいるからである。 17あなたたちの律法には、二人が行う証しは真実であると書いてある。 18わたしは自分について証しをしており、わたしをお遣わしになった父もわたしについて証しをしてくださる。」

 

2024年10月7日(月)ヨハネによる福音書3章16~17

  神の愛と救いのメッセージ

16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。 17神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。

 

2024年10月6日(日・主日)マタイによる福音書11章20~24

  悔い改めのすすめ

20それからイエスは、数多くの奇跡の行われた町々が悔い改めなかったので、叱り始められた。 21「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところで行われた奇跡が、ティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰をかぶって悔い改めたにちがいない。 22しかし、言っておく。裁きの日にはティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。 23また、カファルナウム、お前は、
天にまで上げられるとでも思っているのか。
陰府にまで落とされるのだ。
お前のところでなされた奇跡が、ソドムで行われていれば、あの町は今日まで無事だったにちがいない。 24しかし、言っておく。裁きの日にはソドムの地の方が、お前よりまだ軽い罰で済むのである。」

   

              「ソドム とゴモラの破壊」ジョン・マーティン

 

2024年10月5日(土)詩編98編7~9節

 主の来訪と公平な裁き

7とどろけ、海とそこに満ちるもの
世界とそこに住むものよ。
8潮よ、手を打ち鳴らし
山々よ、共に喜び歌え
9主を迎えて。
主は来られる、地を裁くために。
主は世界を正しく裁き
諸国の民を公平に裁かれる。

 

2024年10月4日(金)ガラテアの信徒への手紙4章5~7

 神の子としての自由:神を父と呼ぶ

 5それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。 6あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。 7ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神によって立てられた相続人でもあるのです。

 

2024年10月3日(木)ガラテアの信徒への手紙3章26~28

 結びつける信仰: キリスト・イエスによる一体化

26あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。 27洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。 28そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。

 

2024年10月2日(水)ガラテアの信徒への手紙3章24~25

 律法からの解放と神の子としての自覚

24こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。 25しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。 

 

2024年10月1日(火)ガラテアの信徒への手紙3章21~23

  信仰と律法の関係について

21それでは、律法は神の約束に反するものなのでしょうか。決してそうではない。万一、人を生かすことができる律法が与えられたとするなら、確かに人は律法によって義とされたでしょう。 22しかし、聖書はすべてのものを罪の支配下に閉じ込めたのです。それは、神の約束が、イエス・キリストへの信仰によって、信じる人々に与えられるようになるためでした。
23信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視され、この信仰が啓示されるようになるまで閉じ込められていました。

 

2024年9月30日(月)ヨハネによる福音書1章15~18

 神の愛と真理の顕現:イエス・キリスト

15ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げて言った。「『わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。」 16わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。 17律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。 18いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。

 

2024年9月29日(日・主日)マタイによる福音書11章12~19

 預言者と時代の葛藤:福音の予兆

12彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲う者がそれを奪い取ろうとしている。 13すべての預言者と律法が預言したのは、ヨハネの時までである。 14あなたがたが認めようとすれば分かることだが、実は、彼は現れるはずのエリヤである。 15耳のある者は聞きなさい。
16今の時代を何にたとえたらよいか。広場に座って、ほかの者にこう呼びかけている子供たちに似ている。
17『笛を吹いたのに、
踊ってくれなかった。
葬式の歌をうたったのに、
悲しんでくれなかった。』
18ヨハネが来て、食べも飲みもしないでいると、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、 19人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。しかし、知恵の正しさは、その働きによって証明される。」

       

        「イエスと洗礼者ヨハネ」ヴォイチェフ・ゲルソン画

 

2024年9月28日(土)詩編95編6~8節

 神の声に聞き従う群れ:主の民

6わたしたちを造られた方
主の御前にひざまずこう。
共にひれ伏し、伏し拝もう。
7主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。
8「あの日、荒れ野のメリバやマサでしたように
心を頑にしてはならない。

 

2024年9月27日(金)ヘブライ人への手紙10章19~22

 清らかな心と神に近づく喜び :信頼

19それで、兄弟たち、わたしたちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。 20イエスは、垂れ幕、つまり、御自分の肉を通って、新しい生きた道をわたしたちのために開いてくださったのです。 21更に、わたしたちには神の家を支配する偉大な祭司がおられるのですから、 22心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。

 

2024年9月26日(木)ヘブライ人への手紙10章8~10

 律法からの解放:イエス・キリストの贖い

8ここで、まず、「あなたはいけにえ、献げ物、焼き尽くす献げ物、罪を贖うためのいけにえ、つまり律法に従って献げられるものを望みもせず、好まれもしなかった」と言われ、 9次いで、「御覧ください。わたしは来ました。御心を行うために」と言われています。第二のものを立てるために、最初のものを廃止されるのです。 10この御心に基づいて、ただ一度イエス・キリストの体が献げられたことにより、わたしたちは聖なる者とされたのです。

 

2024年9月25日(水)ヘブライ人への手紙10章5~7

 神の御心を行うために来たキリスト:律法からの解放

5それで、キリストは世に来られたときに、次のように言われたのです。
「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、
むしろ、わたしのために
体を備えてくださいました。
6あなたは、焼き尽くす献げ物や
罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。
7そこで、わたしは言いました。
『御覧ください。わたしは来ました。
聖書の巻物にわたしについて書いてあるとおり、
神よ、御心を行うために。』」

 

2024年9月24日(火)ヘブライ人への手紙10章1~4

  罪といけにえ:律法の限界

1いったい、律法には、やがて来る良いことの影があるばかりで、そのものの実体はありません。従って、律法は年ごとに絶えず献げられる同じいけにえによって、神に近づく人たちを完全な者にすることはできません。 2もしできたとするなら、礼拝する者たちは一度清められた者として、もはや罪の自覚がなくなるはずですから、いけにえを献げることは中止されたはずではありませんか。 3ところが実際は、これらのいけにえによって年ごとに罪の記憶がよみがえって来るのです。 4雄牛や雄山羊の血は、罪を取り除くことができないからです。

 

2024年9月23日(月)ヨハネによる福音書3章27~30

  喜びと謙遜:花婿と介添え人

27ヨハネは答えて言った。「天から与えられなければ、人は何も受けることができない。 28わたしは、『自分はメシアではない』と言い、『自分はあの方の前に遣わされた者だ』と言ったが、そのことについては、あなたたち自身が証ししてくれる。 29花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている。 30あの方は栄え、わたしは衰えねばならない。」

 

2024年9月22日(日・主日)マタイによる福音書11章2~11

 キリストの奇跡と啓示:未来への希望:福音

2ヨハネは牢の中で、キリストのなさったことを聞いた。そこで、自分の弟子たちを送って、 3尋ねさせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」 4イエスはお答えになった。「行って、見聞きしていることをヨハネに伝えなさい。 5目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。 6わたしにつまずかない人は幸いである。」 7ヨハネの弟子たちが帰ると、イエスは群衆にヨハネについて話し始められた。「あなたがたは、何を見に荒れ野へ行ったのか。風にそよぐ葦か。 8では、何を見に行ったのか。しなやかな服を着た人か。しなやかな服を着た人なら王宮にいる。 9では、何を見に行ったのか。預言者か。そうだ。言っておく。預言者以上の者である。

10『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、
あなたの前に道を準備させよう』
と書いてあるのは、この人のことだ。 11はっきり言っておく。およそ女から生まれた者のうち、洗礼者ヨハネより偉大な者は現れなかった。しかし、天の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。 12彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲う者がそれを奪い取ろうとしている。 

           

                        「洗礼者聖ヨハネ」ティツィアーノ・ベチェッリオ

 

2024年9月21日(土)イザヤ書29章18~19節

  喜びと祝福の約束

18その日には、耳の聞こえない者が
書物に書かれている言葉をすら聞き取り
盲人の目は暗黒と闇を解かれ、見えるようになる。
19苦しんでいた人々は再び主にあって喜び祝い
貧しい人々は
イスラエルの聖なる方のゆえに喜び躍る。

 

2024年9月20日(金)コロサイの信徒へ手紙3章16~17節

  信仰と奉仕の道:キリストの言葉と共に

16キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。 17そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。

 

2024年9月19日(木)コロサイの信徒へ手紙3章12~14節

  神の愛を体現する生活

 12あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。 13互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。 14これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。

 

2024年9月18日(水)エフェソの信徒への手紙2章8~10

  神の賜物と善い業の歩み

8事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。 9行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。 10なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。

 

2024年9月17日(火)テトスへの手紙3章4~7節

 新たな生まれ変わり: 聖霊の力と恵みの賜物ー洗いー

 4しかし、わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、 5神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。 6神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました。 7こうしてわたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。

 

2024年9月16日(月)詩編27編4,13~14節

  信仰と希望

4ひとつのことを主に願い、それだけを求めよう。
命のある限り、主の家に宿り
主を仰ぎ望んで喜びを得
その宮で朝を迎えることを。
13わたしは信じます
命あるものの地で主の恵みを見ることを。
14主を待ち望め
雄々しくあれ、心を強くせよ。
主を待ち望め。

 

2024年9月15日(日・敬老礼拝)イザヤ書46章1~4

 祈る手:老いる日まで: 終わり無き造り手の愛

1ベルはかがみ込み、ネボは倒れ伏す。
彼らの像は獣や家畜に負わされ
お前たちの担いでいたものは重荷となって
疲れた動物に負わされる。
2彼らも共にかがみ込み、倒れ伏す。
その重荷を救い出すことはできず
彼ら自身も捕らわれて行く。
3わたしに聞け、ヤコブの家よ
イスラエルの家の残りの者よ、共に。
あなたたちは生まれた時から負われ
胎を出た時から担われてきた。
4同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで
白髪になるまで、背負って行こう。
わたしはあなたたちを造った。
わたしが担い、背負い、救い出す。

         

          「祈る手」 アルブレヒト・デューラー

 

2024年9月14日(土)詩編92編13~16節

  生き生きとした信仰:白髪になっても実を結ぶ命

13神に従う人はなつめやしのように茂り
レバノンの杉のようにそびえます。
14主の家に植えられ
わたしたちの神の庭に茂ります。
15白髪になってもなお実を結び
命に溢れ、いきいきとし
16述べ伝えるでしょう
わたしの岩と頼む主は正しい方
御もとには不正がない、と。

 

2024年9月13日(金)ペテロの手紙(Ⅰ)2章9~10

 神の民としての新しいアイデンティティ

9しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。 10あなたがたは、
「かつては神の民ではなかったが、
今は神の民であり、
憐れみを受けなかったが、
今は憐れみを受けている」
のです。

 

2024年9月12日(木)ヨハネの手紙(Ⅰ)5章14~15節

  主の愛の囲いの中へ:羊飼いと羊の絆

 14わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。 15それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる。 16わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。

 

2024年9月11日(水)マルコによる福音書10章13~16

  神の国に入るための条件

13イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。 14しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。 15はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」 16そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。

 

2024年9月10日(火)テモテへの手紙(Ⅱ)4章1~4節

 真理への回帰: 自己中心的な時代を超えて

1神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。 2御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。 3だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、 4真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。

 

2024年9月9日(月)フィリピの信徒への手紙1章9~11節

 知る力と見抜く力:信仰成長の祈り

 9わたしは、こう祈ります。知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、 10本当に重要なことを見分けられるように。そして、キリストの日に備えて、清い者、とがめられるところのない者となり、 11イエス・キリストによって与えられる義の実をあふれるほどに受けて、神の栄光と誉れとをたたえることができるように。

 

2024年9月8日(日・主日)マタイによる福音書10章40~42節

  聖句の受け入れと冷たい水:愛と希望の共有

40「あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れ、わたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのである。 41預言者を預言者として受け入れる人は、預言者と同じ報いを受け、正しい者を正しい者として受け入れる人は、正しい者と同じ報いを受ける。 42はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」

      

        『幼子イエスを礼拝する聖母と聖ヨセフ』  フラ・バルトロメオ

 

2024年9月7日(土)ヨハネによる福音書13章34後~35節

 神の愛と互いに愛し合うこと:真の弟子

わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 35互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」

 

2024年9月6日(金)イザヤ書57章15

 従順なる霊の人と共にいる永遠の命

15高く、あがめられて、永遠にいまし
その名を聖と唱えられる方がこう言われる。
わたしは、高く、聖なる所に住み
打ち砕かれて、へりくだる霊の人と共にあり
へりくだる霊の人に命を得させ
打ち砕かれた心の人に命を得させる。

 

2024年9月5日(木)ヘブライ人への手紙5章7~10節

 永遠の救いの源となる完全な者:従順の主

 7キリストは、肉において生きておられたとき、激しい叫び声をあげ、涙を流しながら、御自分を死から救う力のある方に、祈りと願いとをささげ、その畏れ敬う態度のゆえに聞き入れられました。 8キリストは御子であるにもかかわらず、多くの苦しみによって従順を学ばれました。 9そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、 10神からメルキゼデクと同じような大祭司と呼ばれたのです。

 

2024年9月4日(水)ローマの信徒への手紙6章16~18

 罪からの解放:神に仕える道

 16知らないのですか。あなたがたは、だれかに奴隷として従えば、その従っている人の奴隷となる。つまり、あなたがたは罪に仕える奴隷となって死に至るか、神に従順に仕える奴隷となって義に至るか、どちらかなのです。 17しかし、神に感謝します。あなたがたは、かつては罪の奴隷でしたが、今は伝えられた教えの規範を受け入れ、それに心から従うようになり、 18罪から解放され、義に仕えるようになりました。

 

2024年9月3日(火)ヤコブの手紙4章1~6

  神との関係を考える: キリストの愛に満ちた教訓

1何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いが起こるのですか。あなたがた自身の内部で争い合う欲望が、その原因ではありませんか。 2あなたがたは、欲しても得られず、人を殺します。また、熱望しても手に入れることができず、争ったり戦ったりします。得られないのは、願い求めないからで、 3願い求めても、与えられないのは、自分の楽しみのために使おうと、間違った動機で願い求めるからです。 4神に背いた者たち、世の友となることが、神の敵となることだとは知らないのか。世の友になりたいと願う人はだれでも、神の敵になるのです。 5それとも、聖書に次のように書かれているのは意味がないと思うのですか。「神はわたしたちの内に住まわせた霊を、ねたむほどに深く愛しておられ、 6もっと豊かな恵みをくださる。」それで、こう書かれています。
「神は、高慢な者を敵とし、
謙遜な者には恵みをお与えになる。」

 

2024年9月2日(月)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)5章17~21節

   使者の務め:キリストの愛と新たな創造

17だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。 18これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。 19つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。 20ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。 21罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

 

2024年9月1日(日・主日)マタイによる福音書10章32~39節

  神の愛と人間関係: 平和と敵対を超える

32「だから、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。 33しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、わたしも天の父の前で、その人を知らないと言う。」
34「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。 35わたしは敵対させるために来たからである。
人をその父に、
娘を母に、
嫁をしゅうとめに。
36こうして、自分の家族の者が敵となる。
37わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者も、わたしにふさわしくない。 38また、自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、わたしにふさわしくない。 39自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。」

      

         「キリストの心」オディロン・ルドン

 

2024年8月31日(土)ローマの信徒への手紙12章1~2節

  神の御心をわきまえる

1こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。 2あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。

 

2024年8月30日(金)フィリピの信徒への手紙3章12~16

  信仰と努力-キリスト・イエスに捕らえられて

12わたしは、既にそれを得たというわけではなく、既に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕らえようと努めているのです。自分がキリスト・イエスに捕らえられているからです。 13兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、 14神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。 15だから、わたしたちの中で完全な者はだれでも、このように考えるべきです。しかし、あなたがたに何か別の考えがあるなら、神はそのことをも明らかにしてくださいます。 16いずれにせよ、わたしたちは到達したところに基づいて進むべきです。

 

2024年8月29日(木)テモテへの手紙(Ⅰ)6章6~8

   救われることの利得と満足

 6もっとも、信心は、満ち足りることを知る者には、大きな利得の道です。 7なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。 8食べる物と着る物があれば、わたしたちはそれで満足すべきです。

 

2024年8月28日(水)テモテへの手紙(Ⅰ)2章4~7

   仲介者としてのキリストの贖いと使徒の使命

 4神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。 5神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。 6この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。これは定められた時になされた証しです。 7わたしは、その証しのために宣教者また使徒として、すなわち異邦人に信仰と真理を説く教師として任命されたのです。わたしは真実を語っており、偽りは言っていません。

 

2024年8月27日(火)詩編115編1,16~18節

  主をたたえる喜び

1わたしたちではなく、主よ
わたしたちではなく
あなたの御名こそ、栄え輝きますように
あなたの慈しみとまことによって。
16天は主のもの、地は人への賜物。
17主を賛美するのは死者ではない
沈黙の国へ去った人々ではない。
18わたしたちこそ、主をたたえよう
今も、そしてとこしえに。
ハレルヤ。

 

2024年8月26日(月)イザヤ書43章10~12

  神の証人と救い主

10わたしの証人はあなたたち
わたしが選んだわたしの僕だ、と主は言われる。
あなたたちはわたしを知り、信じ
理解するであろう
わたしこそ主、わたしの前に神は造られず
わたしの後にも存在しないことを。
11わたし、わたしが主である。
わたしのほかに救い主はない。
12わたしはあらかじめ告げ、そして救いを与え
あなたたちに、ほかに神はないことを知らせた。
あなたたちがわたしの証人である、と
主は言われる。
わたしは神

 

2024年8月25日(日・主日)マタイによる福音書10章26~31節

  父のお許しによる自由: 小さなものから大きな真理への信頼

26「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。 27わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。 28体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。 29二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。 30あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。 31だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」

        

        「祝福するキリスト 」ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

 

2024年8月24日(土)詩編95編6~7節

   御手の内にある羊:主の声に従う信仰

6わたしたちを造られた方
主の御前にひざまずこう。
共にひれ伏し、伏し拝もう。
7主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。

 

2024年8月23日(金)テサロニケの信徒への手紙(Ⅱ)2章13~17

  福音を通して招かれる栄光:立ち上がる教会

13しかし、主に愛されている兄弟たち、あなたがたのことについて、わたしたちはいつも神に感謝せずにはいられません。なぜなら、あなたがたを聖なる者とする“霊”の力と、真理に対するあなたがたの信仰とによって、神はあなたがたを、救われるべき者の初穂としてお選びになったからです。 14神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。 15ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。 16わたしたちの主イエス・キリスト御自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、 17どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。

 

2024年8月22日(木)ヨハネによる福音書4章32~36

  目を上げて畑を見よ:色づいた刈り入れの時  

32イエスは、「わたしにはあなたがたの知らない食べ物がある」と言われた。 33弟子たちは、「だれかが食べ物を持って来たのだろうか」と互いに言った。 34イエスは言われた。「わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、その業を成し遂げることである。 35あなたがたは、『刈り入れまでまだ四か月もある』と言っているではないか。わたしは言っておく。目を上げて畑を見るがよい。色づいて刈り入れを待っている。既に、 36刈り入れる人は報酬を受け、永遠の命に至る実を集めている。こうして、種を蒔く人も刈る人も、共に喜ぶのである。37そこで、『一人が種を蒔き、別の人が刈り入れる』ということわざのとおりになる。 38あなたがたが自分では労苦しなかったものを刈り入れるために、わたしはあなたがたを遣わした。他の人々が労苦し、あなたがたはその労苦の実りにあずかっている。」

 

2024年8月21日(水)ローマの信徒への手紙10章14~17節

  信仰の始まり:キリストの言葉を聞く

14ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。 15遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか」と書いてあるとおりです。 16しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。イザヤは、「主よ、だれがわたしたちから聞いたことを信じましたか」と言っています。 17実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。

 

2024年8月20日(火)詩編16編2、9~11

  主のほかに幸いなし:神の慈しみに生きる者

2主に申します。
「あなたはわたしの主。
あなたのほかにわたしの幸いはありません。」

9わたしの心は喜び、魂は躍ります。
からだは安心して憩います。
10あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく
あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず
11命の道を教えてくださいます。
わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い
右の御手から永遠の喜びをいただきます。

 

2024年8月19日(月)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)3章5~9

   神の働きによる成長

5アポロとは何者か。また、パウロとは何者か。この二人は、あなたがたを信仰に導くためにそれぞれ主がお与えになった分に応じて仕えた者です。 6わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。 7ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。 8植える者と水を注ぐ者とは一つですが、それぞれが働きに応じて自分の報酬を受け取ることになります。 9わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。

 

2024年8月18日(日・主日)マタイによる福音書10章16~20節

  鳩を放つ :賢明な警戒と聖なる愛

16「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。 17人々を警戒しなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で鞭打たれるからである。 18また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、彼らや異邦人に証しをすることになる。 19引き渡されたときは、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには、言うべきことは教えられる。 20実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。

      

         「鳩を放つノア」フィリップ・リチャード・モリス

 

2024年8月17日(土)詩編96編1~3節

  御救いの良い知らせ :福音の御言葉

1新しい歌を主に向かって歌え。
全地よ、主に向かって歌え。
2主に向かって歌い、御名をたたえよ。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
3国々に主の栄光を語り伝えよ
諸国の民にその驚くべき御業を。

 

2024年8月16日(金)ヨハネによる福音書6章65~69節

   命の言葉:愛と希望の道

 65そして、言われた。「こういうわけで、わたしはあなたがたに、『父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない』と言ったのだ。」
66このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。 67そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。 68シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。 69あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」

 

2024年8月15日(木)使徒言行録4章16~20

    イエスの名を堂々と証しする

16言った。「あの者たちをどうしたらよいだろう。彼らが行った目覚ましいしるしは、エルサレムに住むすべての人に知れ渡っており、それを否定することはできない。 17しかし、このことがこれ以上民衆の間に広まらないように、今後あの名によってだれにも話すなと脅しておこう。」 18そして、二人を呼び戻し、決してイエスの名によって話したり、教えたりしないようにと命令した。 19しかし、ペトロとヨハネは答えた。「神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。 20わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」

 

2024年8月14日(水)フィリピの信徒への手紙2章6~11

      愛と奉仕の模範

6キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、 7かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、 8へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。 9このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。 10こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、 11すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。

 

2024年8月13日(火)フィリピの信徒への手紙2章1~5

   イエスの愛を歩む:へりくだる心

1そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、 2同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。 3何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、 4めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。 5互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。

 

2024年8月12日(月)詩編4編7~9節

 平和のうちに眠る。主よ、あなただけが

7恵みを示す者があろうかと、多くの人は問います。
主よ、わたしたちに御顔の光を向けてください。
8人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。
それにもまさる喜びを
わたしの心にお与えください。
9平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。
主よ、あなただけが、確かに
わたしをここに住まわせてくださるのです。

 

2024年8月11日(日・主日)エフェソへの信徒への手紙2章14~18節

  信仰(福音)の架け橋、愛による和解と平和

14実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 15規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 16十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。 17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 18それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。 

     

        「キリストの顔」ジョルジュ・ルオー

 

2024年8月10日(土)コロサイの信徒へ手紙3章15節

 キリストの平和が心を支配する:感謝と愛

 15また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。

 

2024年8月9日(金)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)章26~31節

  神の選び方と人間の価値:謙遜と愛

26兄弟たち、あなたがたが召されたときのことを、思い起こしてみなさい。人間的に見て知恵のある者が多かったわけではなく、能力のある者や、家柄のよい者が多かったわけでもありません。 27ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。 28また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。 29それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。 30神によってあなたがたはキリスト・イエスに結ばれ、このキリストは、わたしたちにとって神の知恵となり、義と聖と贖いとなられたのです。 31「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりになるためです。

 

2024年8月8日(木)テモテへの手紙(Ⅱ)1章9~10,13~14節

   健全な言葉を手本とする

 9神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び出してくださったのは、わたしたちの行いによるのではなく、御自身の計画と恵みによるのです。この恵みは、永遠の昔にキリスト・イエスにおいてわたしたちのために与えられ、 10今や、わたしたちの救い主キリスト・イエスの出現によって明らかにされたものです。キリストは死を滅ぼし、福音を通して不滅の命を現してくださいました。

13キリスト・イエスによって与えられる信仰と愛をもって、わたしから聞いた健全な言葉を手本としなさい。 14あなたにゆだねられている良いものを、わたしたちの内に住まわれる聖霊によって守りなさい。

 

2024年8月7日(水)ヨハネによる福音書17章5~8

  真理の啓示:御言葉を守る者たちへ

 5父よ、今、御前でわたしに栄光を与えてください。世界が造られる前に、わたしがみもとで持っていたあの栄光を。
6世から選び出してわたしに与えてくださった人々に、わたしは御名を現しました。彼らはあなたのものでしたが、あなたはわたしに与えてくださいました。彼らは、御言葉を守りました。 7わたしに与えてくださったものはみな、あなたからのものであることを、今、彼らは知っています。 8なぜなら、わたしはあなたから受けた言葉を彼らに伝え、彼らはそれを受け入れて、わたしがみもとから出て来たことを本当に知り、あなたがわたしをお遣わしになったことを信じたからです。

 

2024年8月6日(火)使徒言行録1章1~2

   使徒たちへの指示と導き

1-2テオフィロさま、わたしは先に第一巻を著して、イエスが行い、また教え始めてから、お選びになった使徒たちに聖霊を通して指図を与え、天に上げられた日までのすべてのことについて書き記しました。

 

2024年8月5日(月)イザヤ書41章9~10

   神が共にいる約束

9わたしはあなたを固くとらえ
地の果て、その隅々から呼び出して言った。
あなたはわたしの僕
わたしはあなたを選び、決して見捨てない。
10恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。
たじろぐな、わたしはあなたの神。
勢いを与えてあなたを助け
わたしの救いの右の手であなたを支える。

 

2024年8月4日(日・主日)マタイによる福音書10章5~10節

  福音の使命『天の国は近づいた』

5イエスはこの十二人を派遣するにあたり、次のように命じられた。「異邦人の道に行ってはならない。また、サマリア人の町に入ってはならない。 6むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。 7行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。 8病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい。ただで受けたのだから、ただで与えなさい。 9帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない。 10旅には袋も二枚の下着も、履物も杖も持って行ってはならない。働く者が食べ物を受けるのは当然である。             

   

      「弟子たちの足を洗うキリスト」フォード・マドックス・ブラウン

 

2024年8月3日(土)イザヤ書46章3b~4節

  救いの約束:背負われている私たち 

3・・・あなたたちは生まれた時から負われ
胎を出た時から担われてきた。
4同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで
白髪になるまで、背負って行こう。
わたしはあなたたちを造った。
わたしが担い、背負い、救い出す。

 

2024年8月2日(金)ローマの信徒への手紙1章2~6節

  神の子イエスの福音:異邦人の召命と恵みの賜物

 2この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、 3御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、 4聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。 5わたしたちはこの方により、その御名を広めてすべての異邦人を信仰による従順へと導くために、恵みを受けて使徒とされました。 6この異邦人の中に、イエス・キリストのものとなるように召されたあなたがたもいるのです。

 

2024年8月1日(木)ローマの信徒への手紙6章16~18節

  義に至る道:罪の奴隷から解放する神の愛

16知らないのですか。あなたがたは、だれかに奴隷として従えば、その従っている人の奴隷となる。つまり、あなたがたは罪に仕える奴隷となって死に至るか、神に従順に仕える奴隷となって義に至るか、どちらかなのです。 17しかし、神に感謝します。あなたがたは、かつては罪の奴隷でしたが、今は伝えられた教えの規範を受け入れ、それに心から従うようになり、 18罪から解放され、義に仕えるようになりました。

 

2024年7月31日(水)ヨハネによる福音書8章31~36

  自由への道:イエスの教えと真理

31イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。 32あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」 33すると、彼らは言った。「わたしたちはアブラハムの子孫です。今までだれかの奴隷になったことはありません。『あなたたちは自由になる』とどうして言われるのですか。」 34イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。 35奴隷は家にいつまでもいるわけにはいかないが、子はいつまでもいる。 36だから、もし子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。

 

2024年7月30日(火)イザヤ書50章4~5,8

   神の福音を伝える喜び
4主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え
疲れた人を励ますように
言葉を呼び覚ましてくださる。
朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし
弟子として聞き従うようにしてくださる。
5主なる神はわたしの耳を開かれた。
わたしは逆らわず、退かなかった。
8わたしの正しさを認める方は近くいます。
誰がわたしと共に争ってくれるのか
われわれは共に立とう。
誰がわたしを訴えるのか
わたしに向かって来るがよい。

 

2024年7月29日(月)マルコによる福音書1章14~20

 呼び掛け:神の国への招きー福音ー

14ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、 15「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。
16イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。 17イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。 18二人はすぐに網を捨てて従った。 19また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、 20すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。

 

2024年7月28日(日・主日)マタイによる福音書10章1~4節

  神の選び:十二使徒の使命と挑戦

1イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。 2十二使徒の名は次のとおりである。まずペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、 3フィリポとバルトロマイ、トマスと徴税人のマタイ、アルファイの子ヤコブとタダイ、 4熱心党のシモン、それにイエスを裏切ったイスカリオテのユダである。              

   

                       「4人の使徒」アルブレヒト・デューラー

 

2024年7月27日(土)ヨハネによる福音書15章16節

   神の選び:果実を結ぶ福音の使者

16あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。

 

2024年7月26日(金)エフェソへの信徒への手紙6章17~20節

  福音の使者の祈り:神の言葉を身にまとい

 17また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。 18どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。 19また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、わたしのためにも祈ってください。 20わたしはこの福音の使者として鎖につながれていますが、それでも、語るべきことは大胆に話せるように、祈ってください。

 

2024年7月25日(木)エフェソへの信徒への手紙5章1~2、8節

  キリストの愛に照らされる生活

1あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。 2キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。

8あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。 9――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。―― 

 

2024年7月24日(水)エフェソへの信徒への手紙4章1~6

  主と信仰の一体化:霊による一致を保つ

1そこで、主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、 2一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、 3平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。 4体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。 5主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、 6すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。

 

2024年7月23日(火)エフェソへの信徒への手紙3章14~19

   祈りと愛の結びつき
14こういうわけで、わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。 15御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。 16どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、 17信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。 18また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、 19人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。

 

2024年7月22日(月)エフェソへの信徒への手紙3章7~11

  神の恵みによる異邦人への宣教

7神は、その力を働かせてわたしに恵みを賜り、この福音に仕える者としてくださいました。 8この恵みは、聖なる者たちすべての中で最もつまらない者であるわたしに与えられました。わたしは、この恵みにより、キリストの計り知れない富について、異邦人に福音を告げ知らせており、 9すべてのものをお造りになった神の内に世の初めから隠されていた秘められた計画が、どのように実現されるのかを、すべての人々に説き明かしています。 10こうして、いろいろの働きをする神の知恵は、今や教会によって、天上の支配や権威に知らされるようになったのですが、 11これは、神がわたしたちの主キリスト・イエスによって実現された永遠の計画に沿うものです。

 

2024年7月21日(日・主日)マタイによる福音書9章32~38節

  奇跡的な癒しと愛の伝達

32二人が出て行くと、悪霊に取りつかれて口の利けない人が、イエスのところに連れられて来た。 33悪霊が追い出されると、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆し、「こんなことは、今までイスラエルで起こったためしがない」と言った。 34しかし、ファリサイ派の人々は、「あの男は悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言った。
35イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。 36また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。 37そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。 38だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」                               

     

            「種まく人」ジャン=フランソワ・ミレー 

 

2024年7月20日(土)ヨハネによる福音書10章10~11節

   良い羊飼いの贈り物 :命

 10盗人が来るのは、盗んだり、屠(ほふ)ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。 11わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。

 

2024年7月19日(金)ヨハネによる福音書12章44~47節

  信じる者は暗闇から光へ

44イエスは叫んで、こう言われた。「わたしを信じる者は、わたしを信じるのではなくて、わたしを遣わされた方を信じるのである。 45わたしを見る者は、わたしを遣わされた方を見るのである。 46わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。 47わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。

 

2024年7月18日(木)ヘブライ人への手紙5章7~9

   キリストの苦しみと従順:永遠の救いの源

 7キリストは、肉において生きておられたとき、激しい叫び声をあげ、涙を流しながら、御自分を死から救う力のある方に、祈りと願いとをささげ、その畏れ敬う態度のゆえに聞き入れられました。 8キリストは御子であるにもかかわらず、多くの苦しみによって従順を学ばれました。 9そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、・・・ 

 

2024年7月17日(水)ローマの信徒への手紙16章25~27節

  福音の啓示と信仰の従順:イエス・キリスト

25神は、わたしの福音すなわちイエス・キリストについての宣教によって、あなたがたを強めることがおできになります。この福音は、世々にわたって隠されていた、秘められた計画を啓示するものです。 26その計画は今や現されて、永遠の神の命令のままに、預言者たちの書き物を通して、信仰による従順に導くため、すべての異邦人に知られるようになりました。 27この知恵ある唯一の神に、イエス・キリストを通して栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

 

2024年7月16日(火)ローマの信徒への手紙1章16~17節

  神の義が啓示される福音の力
16わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。 17福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

 

2024年7月15日(月)詩編107編19~21,43

   御言葉を遣わし:苦難からの救い

19苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らの苦しみに救いを与えられた。
20主は御言葉を遣わして彼らを癒し
破滅から彼らを救い出された。
21主に感謝せよ。主は慈しみ深く
人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる。
43知恵ある人は皆、これらのことを心に納め
主の慈しみに目を注ぐがよい。

 

2024年7月14日(日・主日)マタイによる福音書9章27~31節

  信仰の目覚め:「はい、主よ」

27イエスがそこからお出かけになると、二人の盲人が叫んで、「ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と言いながらついて来た。 28イエスが家に入ると、盲人たちがそばに寄って来たので、「わたしにできると信じるのか」と言われた。二人は、「はい、主よ」と言った。 29そこで、イエスが二人の目に触り、「あなたがたの信じているとおりになるように」と言われると、 30二人は目が見えるようになった。イエスは、「このことは、だれにも知らせてはいけない」と彼らに厳しくお命じになった。 31しかし、二人は外へ出ると、その地方一帯にイエスのことを言い広めた。           

           

                                      「盲人を癒すキリスト」 ニコラス・プッサン

 

2024年7月13日(土)詩編95編6~7節

  主の声に聞き従う喜び

6わたしたちを造られた方
主の御前にひざまずこう。
共にひれ伏し、伏し拝もう。
7主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。

 

2024年7月12日(金)テモテへの手紙(Ⅱ)1章7~10節

   愛と思慮分別の霊による救い

 7神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。 8だから、わたしたちの主を証しすることも、わたしが主の囚人であることも恥じてはなりません。むしろ、神の力に支えられて、福音のためにわたしと共に苦しみを忍んでください。 9神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び出してくださったのは、わたしたちの行いによるのではなく、御自身の計画と恵みによるのです。この恵みは、永遠の昔にキリスト・イエスにおいてわたしたちのために与えられ、 10今や、わたしたちの救い主キリスト・イエスの出現によって明らかにされたものです。キリストは死を滅ぼし、福音を通して不滅の命を現してくださいました。

 

2024年7月11日(木)ガラテアの信徒への手紙5章13~15節

  自由を愛によって全うする

13兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。 14律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。 15だが、互いにかみ合い、共食いしているのなら、互いに滅ぼされないように注意しなさい。

 

2024年7月10日(水)ガラテアの信徒への手紙4章5~6節

   神の子として生きる喜び
 5それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。 6あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。

 

2024年7月9日(火)ローマの信徒への手紙8章32~35  

   希望への導き-イエス・キリストの愛に勇気をもらう 

 32わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。 33だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。 34だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。 35だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。

 

2024年7月8日(月)ヘブライ人への手紙7章18~19、25

  完全な救い:神の近くに至る希望 :イエスの執り成し

18その結果、一方では、以前の掟が、その弱く無益なために廃止されました。―― 19律法が何一つ完全なものにしなかったからです――しかし、他方では、もっと優れた希望がもたらされました。わたしたちは、この希望によって神に近づくのです。
 25それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。

 

2024年7月7日(日・主日)マタイによる福音書9章18~26節

   奇跡の愛:イエスの愛に触れる

18イエスがこのようなことを話しておられると、ある指導者がそばに来て、ひれ伏して言った。「わたしの娘がたったいま死にました。でも、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、生き返るでしょう。」 19そこで、イエスは立ち上がり、彼について行かれた。弟子たちも一緒だった。 20すると、そこへ十二年間も患って出血が続いている女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れた。 21「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」と思ったからである。 22イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」そのとき、彼女は治った。 23イエスは指導者の家に行き、笛を吹く者たちや騒いでいる群衆を御覧になって、 24言われた。「あちらへ行きなさい。少女は死んだのではない。眠っているのだ。」人々はイエスをあざ笑った。 25群衆を外に出すと、イエスは家の中に入り、少女の手をお取りになった。すると、少女は起き上がった。 26このうわさはその地方一帯に広まった。     

   

             「ヤイロの娘の蘇生」 ガブリエル・フォン・マックス

2024年7月6日(土)詩編100編1~3節

 感謝を歌う:わたしたちの主こそ神

1【賛歌。感謝のために。】
全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
2喜び祝い、主に仕え
喜び歌って御前に進み出よ。
3知れ、主こそ神であると。
主はわたしたちを造られた。
わたしたちは主のもの、その民
主に養われる羊の群れ。

 

2024年7月5日(金)ガラテアの信徒への手紙3章章23~28節

  信仰の現れ:律法からの解放とキリストの愛の支配

23信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視され、この信仰が啓示されるようになるまで閉じ込められていました。 24こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。 25しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。
26あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。 27洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。 28そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。

 

2024年7月4日(木)ガラテアの信徒への手紙3章章21~22節

  神の約束による律法からの解放

21それでは、律法は神の約束に反するものなのでしょうか。決してそうではない。万一、人を生かすことができる律法が与えられたとするなら、確かに人は律法によって義とされたでしょう。 22しかし、聖書はすべてのものを罪の支配下に閉じ込めたのです。それは、神の約束が、イエス・キリストへの信仰によって、信じる人々に与えられるようになるためでした。

 

2024年7月3日(水)ガラテアの信徒への手紙3章章19~20節

  神の約束による律法からの解放

19では、律法とはいったい何か。律法は、約束を与えられたあの子孫が来られるときまで、違犯を明らかにするために付け加えられたもので、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものです。 20仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束の場合、神はひとりで事を運ばれたのです。

 

2024年7月2日(火)ガラテアの信徒への手紙3章章10~13節

  律法の呪いからの解放:信仰によって生きる

10律法の実行に頼る者はだれでも、呪われています。「律法の書に書かれているすべての事を絶えず守らない者は皆、呪われている」と書いてあるからです。 11律法によってはだれも神の御前で義とされないことは、明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。 12律法は、信仰をよりどころとしていません。「律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる」のです。 13キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。

 

2024年7月1日(月)ガラテアの信徒への手紙3章章1~4節

  律法か福音か:福音の根本的な意味 

1ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿ではっきり示されたではないか。 2あなたがたに一つだけ確かめたい。あなたがたが“霊”を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも、福音を聞いて信じたからですか。 3あなたがたは、それほど物分かりが悪く、“霊”によって始めたのに、肉によって仕上げようとするのですか。 4あれほどのことを体験したのは、無駄だったのですか。無駄であったはずはないでしょうに……。

 

2024年6月30日(日・主日)マタイによる福音書9章14~17節

  断食と変革:イエスのたとえから学ぶ

14そのころ、ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」と言った。 15イエスは言われた。「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。 16だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。 17新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」

           

                「貢の銭」を巡るイエスとファリサイ派の論争    ギュスターヴ・ドレ

 

2024年6月29日(土)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)6章19~20節

  栄光を現す神の神殿とは

 19知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。 20あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。

 

2024年6月28日(金)ペテロの手紙(Ⅰ)1章23~25節

  主の生きた言葉から生まれる新たな命 :福音

23あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。 24こう言われているからです。
「人は皆、草のようで、
その華やかさはすべて、草の花のようだ。
草は枯れ、
花は散る。
25しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」これこそ、あなたがたに福音として告げ知らされた言葉なのです。

 

2024年6月27日(木)ペテロの手紙(Ⅰ)2章9~10節

  神の民としてのアイデンティティ

9しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。 10あなたがたは、
「かつては神の民ではなかったが、
今は神の民であり、
憐れみを受けなかったが、
今は憐れみを受けている」
のです。

 

2024年6月26日(水)ペテロの手紙(Ⅰ)3章18

  苦しみから導かれるキリストの愛
18キリストも、罪のためにただ一度苦しまれました。正しい方が、正しくない者たちのために苦しまれたのです。あなたがたを神のもとへ導くためです。キリストは、肉では死に渡されましたが、霊では生きる者とされたのです。 

 

2024年6月25日(火)ペテロの手紙(Ⅰ)1章17~20

   父への畏れとキリストの尊い血による贖い

17また、あなたがたは、人それぞれの行いに応じて公平に裁かれる方を、「父」と呼びかけているのですから、この地上に仮住まいする間、その方を畏れて生活すべきです。 18知ってのとおり、あなたがたが先祖伝来のむなしい生活から贖われたのは、金や銀のような朽ち果てるものにはよらず、 19きずや汚れのない小羊のようなキリストの尊い血によるのです。 20キリストは、天地創造の前からあらかじめ知られていましたが、この終わりの時代に、あなたがたのために現れてくださいました。

 

2024年6月24日(月)ヨハネによる福音書17章24~26節

   共に愛に包まれる:神の名を知る喜び

24父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの栄光を、彼らに見せるためです。 25正しい父よ、世はあなたを知りませんが、わたしはあなたを知っており、この人々はあなたがわたしを遣わされたことを知っています。 26わたしは御名を彼らに知らせました。また、これからも知らせます。わたしに対するあなたの愛が彼らの内にあり、わたしも彼らの内にいるようになるためです。」

 

2024年6月23日(日・主日)マタイによる福音書9章9~13節

  愛の食事会:憐れみの医者としてのイエス

9イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。 10イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。 11ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、「なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。 12イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。 13『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、行って学びなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」          

       『パリサイ人シモンの家の晩餐』パオロ・ヴェロネーゼ

 

2024年6月22日(土)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)1章27~29節

  神の恩恵と神の選び方

 27ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。 28また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。 29それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。

 

2024年6月21日(金)ヘブライ人への手紙9章27~28節

   救いの約束:キリストの献身の理由と未来

 27また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、 28キリストも、多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。

 

2024年6月20日(木)コロサイの信徒へ手紙1章13~18節

  御父の愛と御子による創造、支配、贖い、救い:教会の頭
13御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。 14わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。 15御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です。 16天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、王座も主権も、支配も権威も、万物は御子において造られたからです。つまり、万物は御子によって、御子のために造られました。 17御子はすべてのものよりも先におられ、すべてのものは御子によって支えられています。 18また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。

 

2024年6月19日(水)使徒言行録13章36~41節

 預言者の警告と愛の律法:信じる者は義とされる

 36ダビデは、彼の時代に神の計画に仕えた後、眠りについて、祖先の列に加えられ、朽ち果てました。 37しかし、神が復活させたこの方は、朽ち果てることがなかったのです。 38だから、兄弟たち、知っていただきたい。この方による罪の赦しが告げ知らされ、また、あなたがたがモーセの律法では義とされえなかったのに、 39信じる者は皆、この方によって義とされるのです。 40それで、預言者の書に言われていることが起こらないように、警戒しなさい。
41『見よ、侮る者よ、驚け。滅び去れ。
わたしは、お前たちの時代に一つの事を行う。
人が詳しく説明しても、
お前たちにはとうてい信じられない事を。』」

 

2024年6月18日(火)使徒言行録10章42~43節

  信仰と悔い改め:イエスの名によって

42そしてイエスは、御自分が生きている者と死んだ者との審判者として神から定められた者であることを、民に宣べ伝え、力強く証しするようにと、わたしたちにお命じになりました。 43また預言者も皆、イエスについて、この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる、と証ししています。」

 

2024年6月17日(月)ルカによる福音書24章45~49

  悔い改めと信仰の一致 :罪の赦しと復活の光

45そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、 46言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。 47また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、 48あなたがたはこれらのことの証人となる。 49わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」

 

2024年6月16日(日・主日)マタイによる福音書9章1~8節

  信仰と愛の一致:神を冒瀆する者への論破

1イエスは舟に乗って湖を渡り、自分の町に帰って来られた。 2すると、人々が中風の人を床に寝かせたまま、イエスのところへ連れて来た。イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される」と言われた。 3ところが、律法学者の中に、「この男は神を冒瀆している」と思う者がいた。 4イエスは、彼らの考えを見抜いて言われた。「なぜ、心の中で悪いことを考えているのか。 5『あなたの罪は赦される』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、どちらが易しいか。 6人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」そして、中風の人に、「起き上がって床を担ぎ、家に帰りなさい」と言われた。 7その人は起き上がり、家に帰って行った。 8群衆はこれを見て恐ろしくなり、人間にこれほどの権威をゆだねられた神を賛美した。

                     

                       「病人を癒すキリスト」レンブラント百グルテン版画

 

2024年6月15日(土)申命記7章6~7節

  神の選びし民:信仰の謙遜と愛

6あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地の面にいるすべての民の中からあなたを選び、御自分の宝の民とされた。 7主が心引かれてあなたたちを選ばれたのは、あなたたちが他のどの民よりも数が多かったからではない。あなたたちは他のどの民よりも貧弱であった。

 

2024年6月14日(金)テモテへの手紙(Ⅱ)2章11~13節

  真実と誠実ーキリストーとの一体化

 11次の言葉は真実です。
「わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、
キリストと共に生きるようになる。
12耐え忍ぶなら、
キリストと共に支配するようになる。
キリストを否むなら、
キリストもわたしたちを否まれる。
13わたしたちが誠実でなくても、
キリストは常に真実であられる。
キリストは御自身を
否むことができないからである。」

 

2024年6月13日(木)テモテへの手紙(Ⅱ)1章9~10節

  恵みと計画による救い:福音を通して
9神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び出してくださったのは、わたしたちの行いによるのではなく、御自身の計画と恵みによるのです。この恵みは、永遠の昔にキリスト・イエスにおいてわたしたちのために与えられ、 10今や、わたしたちの救い主キリスト・イエスの出現によって明らかにされたものです。キリストは死を滅ぼし、福音を通して不滅の命を現してくださいました。

 

2024年6月12日(水)ヨハネの手紙(Ⅰ)章23~25節

        永遠の命の約束:御子と御父に結ばれる者

 23御子を認めない者はだれも、御父に結ばれていません。御子を公に言い表す者は、御父にも結ばれています。 24初めから聞いていたことを、心にとどめなさい。初めから聞いていたことが、あなたがたの内にいつもあるならば、あなたがたも御子の内に、また御父の内にいつもいるでしょう。 25これこそ、御子がわたしたちに約束された約束、永遠の命です。

 

2024年6月11日(火)哀歌3章17~24節

  待ち望む祈り:朝ごとに新たになる主の憐み

17わたしの魂は平和を失い 幸福を忘れた。
18わたしは言う 「わたしの生きる力は絶えた。ただ主を待ち望もう」と。
19苦汁と欠乏の中で 貧しくさすらったときのことを
20決して忘れず、覚えているからこそ わたしの魂は沈み込んでいても
21再び心を励まし、なお待ち望む。
22主の慈しみは決して絶えない。 主の憐れみは決して尽きない。
23それは朝ごとに新たになる。 「あなたの真実はそれほど深い。
24主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い わたしは主を待ち望む。

 

2024年6月10日(月)ローマの信徒への手紙11章33~36

  神の深い知恵と愛に包まれたメッセージ

33ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう。
34「いったいだれが主の心を知っていたであろうか。
だれが主の相談相手であっただろうか。
35だれがまず主に与えて、
その報いを受けるであろうか。」
36すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。栄光が神に永遠にありますように、アーメン。

 

2024年6月9日(日・主日)マタイによる福音書8章28~34節

   解放の奇跡:魂の求道者への導き

28イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出てイエスのところにやって来た。二人は非常に狂暴で、だれもその辺りの道を通れないほどであった。 29突然、彼らは叫んだ。「神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」 30はるかかなたで多くの豚の群れがえさをあさっていた。 31そこで、悪霊どもはイエスに、「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」と願った。 32イエスが、「行け」と言われると、悪霊どもは二人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れはみな崖を下って湖になだれ込み、水の中で死んだ。 33豚飼いたちは逃げ出し、町に行って、悪霊に取りつかれた者のことなど一切を知らせた。 34すると、町中の者がイエスに会おうとしてやって来た。そして、イエスを見ると、その地方から出て行ってもらいたいと言った。

           

                      「荒野のキリスト」イワン・クラムスコイ

 

2024年6月8日(土)詩編98編7~9節

  喜びと共に歌え:正しく裁く主の到来

7とどろけ、海とそこに満ちるもの
世界とそこに住むものよ。
8潮よ、手を打ち鳴らし
山々よ、共に喜び歌え
9主を迎えて。
主は来られる、地を裁くために。
主は世界を正しく裁き
諸国の民を公平に裁かれる。

 

2024年6月7日(金)ヨハネによる福音書6章32~35節

   神のパン - まことの食物を求めて
32すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。 33神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」
34そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、 35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。

 

2024年6月6日(木)テモテへの手紙(Ⅰ)2章1,3節

   救い主である神の御前に喜ばれること
1そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。 
3これは、わたしたちの救い主である神の御前に良いことであり、喜ばれることです。

 

2024年6月5日(水)エフェソの信徒への手紙2章8~10節

   神の恵みによる救い:信仰と行い

 8事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。 9行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。 10なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。

 

2024年6月4日(火)ローマの信徒への手紙10章8~10節

  善い知らせ:心で信じて口で宣べ伝える

 8では、何と言われているのだろうか。
「御言葉はあなたの近くにあり、
あなたの口、あなたの心にある。」
これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。 9口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。 10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。 11聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。

 

2024年6月3日(月)詩編107編19~20

  御言葉の啓示:主の助けが現れる時 

19苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らの苦しみに救いを与えられた。
20主は御言葉を遣わして彼らを癒し
破滅から彼らを救い出された。

 

2024年6月2日(日・主日)マタイによる福音書8章23~27節

  信仰の試練:イエスと弟子たちの船上体験

23イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。 24そのとき、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった。イエスは眠っておられた。 25弟子たちは近寄って起こし、「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言った。 26イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。 27人々は驚いて、「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか」と言った。

       

              「ガリラヤ湖の嵐の中のキリスト」レンブラント作

 

2024年6月1日(土)イザヤ書43章1節後半~3節前半

  神の贖いと共に暮す:時代を超える愛と力

恐れるな、わたしはあなたを贖う。
あなたはわたしのもの。
わたしはあなたの名を呼ぶ。
2水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。
大河の中を通っても、あなたは押し流されない。
火の中を歩いても、焼かれず
炎はあなたに燃えつかない。
3わたしは主、あなたの神

 

2024年5月31日(金)ヨハネによる福音書8章12、28~30節

          光の導き:イエスの力の源泉 

12イエスは再び言われた。「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」28そこで、イエスは言われた。「あなたたちは、人の子を上げたときに初めて、『わたしはある』ということ、また、わたしが、自分勝手には何もせず、ただ、父に教えられたとおりに話していることが分かるだろう。 29わたしをお遣わしになった方は、わたしと共にいてくださる。わたしをひとりにしてはおかれない。わたしは、いつもこの方の御心に適うことを行うからである。」 30これらのことを語られたとき、多くの人々がイエスを信じた。

 

2024年5月30日(木)フィリピの信徒への手紙1章20~21、25節

   信仰を深めて喜びをもたらす
 20そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。 21わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです。
25こう確信していますから、あなたがたの信仰を深めて喜びをもたらすように、いつもあなたがた一同と共にいることになるでしょう。

 

2024年5月29日(水)詩編22編23、25節

  愛に満ちた集会と共に歩もう

23わたしは兄弟たちに御名を語り伝え
集会の中であなたを賛美します。
25主は貧しい人の苦しみを
決して侮らず、さげすまれません。
御顔を隠すことなく
助けを求める叫びを聞いてくださいます。

 

2024年5月28日(火)ローマの信徒への手紙1章16~17

  福音を恥としない:福音の力は信仰によって

16わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。 17福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

 

2024年5月27日(月)フィリピの信徒への手紙1章9~11節

   知る力と見抜く力:キリストの日に備えて

 9わたしは、こう祈ります。知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、 10本当に重要なことを見分けられるように。そして、キリストの日に備えて、清い者、とがめられるところのない者となり、 11イエス・キリストによって与えられる義の実をあふれるほどに受けて、神の栄光と誉れとをたたえることができるように。

 

2024年5月26日(日・主日)マタイによる福音書8章18~22節

  愛と奉仕:従うべき道を示すイエスの教え

18イエスは、自分を取り囲んでいる群衆を見て、弟子たちに向こう岸に行くように命じられた。 19そのとき、ある律法学者が近づいて、「先生、あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります」と言った。 20イエスは言われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」 21ほかに、弟子の一人がイエスに、「主よ、まず、父を葬りに行かせてください」と言った。 22イエスは言われた。「わたしに従いなさい。死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。」

          

                          「キリストの顔」ジョルジュ・ルオー

 

2024年5月25日(土)ローマの信徒への手紙12章1~2節

  神の御心をわきまえるようになりなさい 

1こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。 2あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。

 

2024年5月24日(金)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)6章19~20節

   神からいただいた聖霊が宿る体

19知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。 20あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。

 

2024年5月23日(木)ローマの信徒への手紙5章5節

    愛と希望のメッセージ
 5希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。

 

2024年5月22日(水)使徒言行録15章8~9節

    異邦人への聖霊の贈り物:信仰の共有

 8人の心をお見通しになる神は、わたしたちに与えてくださったように異邦人にも聖霊を与えて、彼らをも受け入れられたことを証明なさったのです。 9また、彼らの心を信仰によって清め、わたしたちと彼らとの間に何の差別をもなさいませんでした。

 

2024年5月21日(火)ヨハネによる福音書15章26~27

             神の真理と愛の証し

26わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。 27あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたのだから、証しをするのである。

 

2024年5月20日(月)ヨハネによる福音書14章16,18,23節

  聖霊の導き:新しい掟と愛の絆

16わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。

18わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。

23イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。

 

2024年5月19日(日・主日)使徒言行録2章1~8節

 神の愛と一体化:異国の言葉で語り合う:聖霊の力

1五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 2突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 3そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 4すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
5さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、 6この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。 7人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。 8どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。      

     「ペンテコステ」ジャン・レストゥー

 

2024年5月18日(土)ペテロの手紙(Ⅰ)2章9~10節

  聖霊の力と愛による福音伝道

9しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。 10あなたがたは、
「かつては神の民ではなかったが、
今は神の民であり、
憐れみを受けなかったが、
今は憐れみを受けている」
のです。

 

2024年5月17日(金)テサロニケの信徒への手紙(Ⅰ)1章4~5節

  聖霊の力と確信による福音伝道

4神に愛されている兄弟たち、あなたがたが神から選ばれたことを、わたしたちは知っています。 5わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです

 

2024年5月16日(木)コロサイの信徒への手紙1章25節

 神の計画の啓示:教会の務め
25神は御言葉をあなたがたに余すところなく伝えるという務めをわたしにお与えになり、この務めのために、わたしは教会に仕える者となりました。 26世の初めから代々にわたって隠されていた、秘められた計画が、今や、神の聖なる者たちに明らかにされたのです。

 

2024年5月15日(水)ローマの信徒への手紙10章8節

  心で信じて口で語る:救いを得る信仰 

 8では、何と言われているのだろうか。
「御言葉はあなたの近くにあり、
あなたの口、あなたの心にある。」
これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。 9口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。 10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。

 

2024年5月14日(火)詩編147編15

  聖霊の力:主の御言葉が駆け巡る

15主は仰せを地に遣わされる。
  御言葉は速やかに走る。

 

2024年5月13日(月)詩編33編9,11

  信頼と奇跡:イエスの愛と慈しみの力

9主が仰せになると、そのように成り
主が命じられると、そのように立つ。
11主の企てはとこしえに立ち
御心の計らいは代々に続く。

 

2024年5月12日(日・主日)マタイによる福音書8章5~13節 

   イエスのひと言への信頼と従順

5さて、イエスがカファルナウムに入られると、一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、 6「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」と言った。 7そこでイエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。 8すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。 9わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」 10イエスはこれを聞いて感心し、従っていた人々に言われた。「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。 11言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。 12だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」 13そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。           

      「キリストと百人隊長」パオロ・ヴェロネーゼ

2024年5月11日(土)イザヤ書55章11~12節

  喜びと祝福へ:神の言葉は変わらずに導く

11そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も
むなしくは、わたしのもとに戻らない。
それはわたしの望むことを成し遂げ
わたしが与えた使命を必ず果たす。
12あなたたちは喜び祝いながら出で立ち
平和のうちに導かれて行く。
山と丘はあなたたちを迎え
歓声をあげて喜び歌い
野の木々も、手をたたく。

 

2024年5月10日(金)ヨハネの手紙(Ⅰ)5章14節

  信仰生活の基本:神の御心に願いを託す

 14何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。 15わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。

 

2024年5月9日(木)ローマの信徒への手紙8章27~28節

  霊の力:神の御心に従って執り成す
27人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。

 

2024年5月8日(水)ヨハネによる福音書6章39~40節

  復活と永遠の命:父の御心を信じる者の希望

 39わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。 40わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」

 

2024年5月7日(火)ルカによる福音書10章21、23節

  父の御心と御子イエスの言葉と聖霊の働き

21そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。23それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。

 

2024年5月6日(月)詩編8編4~5節

  星空を仰ぎて:神の御心 を思う

4あなたの天を、あなたの指の業を
わたしは仰ぎます。
月も、星も、あなたが配置なさったもの。
5そのあなたが御心に留めてくださるとは
人間は何ものなのでしょう。
人の子は何ものなのでしょう
あなたが顧みてくださるとは。

 

2024年5月5日(日・主日)マタイによる福音書8章1~4節 

   希望の御心:聖なる出会い

1イエスが山を下りられると、大勢の群衆が従った。 2すると、一人の重い皮膚病を患っている人がイエスに近寄り、ひれ伏して、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。 3イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。 4イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」

        

    「病人を癒すキリスト」レンブラント百グルテン版画 

 

2024年5月4日(土)イザヤ書43章1・後~3節・前

  聖なる約束-恐れるな、主はあなたを贖う

1・・・恐れるな、わたしはあなたを贖う。
あなたはわたしのもの。
わたしはあなたの名を呼ぶ。
2水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。
大河の中を通っても、あなたは押し流されない。
火の中を歩いても、焼かれず
炎はあなたに燃えつかない。
3わたしは主、あなたの神・・・。

 

2024年5月3日(金)テモテへの手紙(Ⅰ)3章14~16節

     神の家と真理の柱

14わたしは、間もなくあなたのところへ行きたいと思いながら、この手紙を書いています。 15行くのが遅れる場合、神の家でどのように生活すべきかを知ってもらいたいのです。神の家とは、真理の柱であり土台である生ける神の教会です。 16信心の秘められた真理は確かに偉大です。すなわち、
キリストは肉において現れ、
“霊”において義とされ、
天使たちに見られ、
異邦人の間で宣べ伝えられ、
世界中で信じられ、
栄光のうちに上げられた。

 

2024年5月2日(木)使徒言行録20章28節

             教会の世話をする聖霊の働き
28どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください。聖霊は、神が御子の血によって御自分のものとなさった神の教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者に任命なさったのです。

 

2024年5月1日(水)コロサイの信徒への手紙1章15~18節

  御子による万物の創造と主権 :教会の頭

15御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です。 16天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、王座も主権も、支配も権威も、万物は御子において造られたからです。つまり、万物は御子によって、御子のために造られました。 17御子はすべてのものよりも先におられ、すべてのものは御子によって支えられています。 18また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。

 

2024年4月30日(火)エフェソへの信徒への手紙1章20~23節

     頭と体:キリストの教会とは

20神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、 21すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。 22神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。 23教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。

 

2024年4月29日(月)イザヤ書9章5節

         神の恵みと導き:唯一の指導者

 5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。

 

2024年4月28日(日・主日)マタイによる福音書7章24~29節 

        信仰の土台

24「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。 25雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。 26わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。 27雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」 28イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。 29彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。

         

               『ペテロに鍵を与えるキリスト』ドミニク・アングル

 

2024年4月27日(土)詩編127編1節

     主に守られる家

1【都に上る歌。ソロモンの詩。】
主御自身が建ててくださるのでなければ
家を建てる人の労苦はむなしい。
主御自身が守ってくださるのでなければ
町を守る人が目覚めているのもむなしい。

 

2024年4月26日(金)ヘブライ人への手紙4章16節

      恵みの座に近づく:憐れみと助けを求めて

16だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。

 

2024年4月25日(木)コヘレトの言葉3章14節

      神の業は永遠に不変
14わたしは知った
すべて神の業は永遠に不変であり
付け加えることも除くことも許されない、と。
神は人間が神を畏れ敬うように定められた。

 

2024年4月24日(水)ヨハネによる福音書6章27~29節

      信仰の真の姿への導き:神の業を行う

27朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」 28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」

 

2024年4月23日(火)ヨハネによる福音書3章32~34節

        信仰の真の姿への導き

32イエスは、「わたしにはあなたがたの知らない食べ物がある」と言われた。 33弟子たちは、「だれかが食べ物を持って来たのだろうか」と互いに言った。 34イエスは言われた。「わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、その業を成し遂げることである。

 

2024年4月22日(月)ヨハネによる福音書3章19~21節

        信仰の真の姿への導き

19光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。それが、もう裁きになっている。 20悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。 21しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。」

 

2024年4月21日(日・主日)マタイによる福音書7章21~23節 

                                信仰の真の姿

21「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。 22かの日には、大勢の者がわたしに、『主よ、主よ、わたしたちは御名によって預言し、御名によって悪霊を追い出し、御名によって奇跡をいろいろ行ったではありませんか』と言うであろう。 23そのとき、わたしはきっぱりとこう言おう。『あなたたちのことは全然知らない。不法を働く者ども、わたしから離れ去れ。』」   

                         

                               「善きサマリア人」エメ・モロー作

 

2024年4月20日(土)マルコによる福音書3章34後~35節

       神の御心を行う人は家族

「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。 35神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」

 

2024年4月19日(金)ヨハネによる福音書11章25~26節

                       永遠の命を得るためのイエスの教え

 25イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。 26生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」

 

2024年4月18日(木)ヨハネによる福音書6章53~56節

          永遠の命を得るための食事 

53イエスは言われた。「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。 54わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。 55わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。 

 

2024年4月17日(水)ヨハネによる福音書6章38~40節

        復活と信仰の約束

38わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。 39わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。 40わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」

 

2024年4月16日(火)ヨハネによる福音書5章24~26節

        永遠の信仰の命へ  

24はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。 25はっきり言っておく。死んだ者が神の子の声を聞く時が来る。今やその時である。その声を聞いた者は生きる。 26父は、御自身の内に命を持っておられるように、子にも自分の内に命を持つようにしてくださったからである。 

 

2024年4月15日(月)ルカによる福音書20章34~38節

        復活への待望

34イエスは言われた。「この世の子らはめとったり嫁いだりするが、 35次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない。 36この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。 37死者が復活することは、モーセも『柴』の個所で、主をアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と呼んで、示している。 38神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。」

 

2024年4月14日(日・主日) ヨハネによる福音書21章4~14節 

        復活と希望の出会い

 4既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。 5イエスが、「子たちよ、何か食べる物があるか」と言われると、彼らは、「ありません」と答えた。 6イエスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。 7イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。 8ほかの弟子たちは魚のかかった網を引いて、舟で戻って来た。陸から二百ペキスばかりしか離れていなかったのである。 9さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。 10イエスが、「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。 11シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。 12イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。主であることを知っていたからである。 13イエスは来て、パンを取って弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。 14イエスが死者の中から復活した後、弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。           

     

        「奇跡の漁(すなど)り」ラファエロ・サンティ

 

2024年4月13日(土)申命記8章3節

      神の言葉によって生きる

 3主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。

 

2024年4月12日(金)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)13章13節

        愛による信仰と希望

 13それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。

 

2024年4月11日(木)ヨハネによる福音書15章9~10節

       真実な愛の約束

 9父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。 10わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。

 

2024年4月10日(水)ヨハネによる福音書14章23~24節

       イエスの言葉と父の愛

23イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。 24わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。

 

2024年4月9日(火)ルカによる福音書16章13節

      真実なる献身と神への愛

13どんな召し使いも二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」

 

2024年4月8日(月)マルコによる福音書12章32~33節

       神への献身と隣人愛

32律法学者はイエスに言った。「先生、おっしゃるとおりです。『神は唯一である。ほかに神はない』とおっしゃったのは、本当です。 33そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」

 

2024年4月7日(日・主日) ヨハネによる福音書21章15~19節 

      主の憐れみと導き                   

15食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」と言われた。ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの小羊を飼いなさい」と言われた。 16二度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。 17三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。 18はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」 19ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。

                      

                                   『聖ペトロの逆さ磔』カラヴァッジォ画

 

2024年4月6日(土)申命記6章4~6節

     唯一の主を愛する心と力

4聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 5あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。

 

2024年4月5日(金)ヨハネによる福音書1章17~18節

      恵みと真理の出現:神の啓示

17律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。 18いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。

 

2024年4月4日(木)ローマの信徒への手紙13章章8~10節

       律法を全うする愛

8互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。 9「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。 10愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。

 

2024年4月3日(水)ヨハネによる福音書13章33~35節

     愛の掟:互いに愛し合いなさい

33子たちよ、いましばらく、わたしはあなたがたと共にいる。あなたがたはわたしを捜すだろう。『わたしが行く所にあなたたちは来ることができない』とユダヤ人たちに言ったように、今、あなたがたにも同じことを言っておく。 34あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 35互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」

 

2024年4月2日(火)ルカによる福音書10章23~24節  

      真理との出会い

 23それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。 24言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

 

2024年4月1日(月)ヘブライ人への手紙5章7~9節

    従順を学ぶ: キリストの苦しみと救いの源

7キリストは、肉において生きておられたとき、激しい叫び声をあげ、涙を流しながら、御自分を死から救う力のある方に、祈りと願いとをささげ、その畏れ敬う態度のゆえに聞き入れられました。 8キリストは御子であるにもかかわらず、多くの苦しみによって従順を学ばれました。 9そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、・・・

 

2024年3月31日(日・復活祭) ヨハネによる福音書20章24~29節 

     希望の光: イエスの復活と和解の言葉

24十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。 25そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」 26さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 27それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」 28トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。 29イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」

     

        「 イエスとその弟子・トマス」カラヴァッジオ

 

2024年3月30日(土)ペテロの手紙(Ⅰ)1章8~9節

      信仰の実りを受ける喜び

8あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。 9それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。

 

2024年3月29日(金・受難日)ヨハネによる福音書19章28~30節

     キリストの受難と成し遂げられた聖書の言葉

28この後、イエスは、すべてのことが今や成し遂げられたのを知り、「渇く」と言われた。こうして、聖書の言葉が実現した。 29そこには、酸いぶどう酒を満たした器が置いてあった。人々は、このぶどう酒をいっぱい含ませた海綿をヒソプに付け、イエスの口もとに差し出した。 30イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。

     

        「十字架上のキリスト」フランシスコ・デ・スルバラン

 

2024年3月28日(木)ルカによる福音書23章44~46節

   信仰と希望の源泉:御父への献身

44既に昼の十二時ごろであった。全地は暗くなり、それが三時まで続いた。 45太陽は光を失っていた。神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた。 46イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。

     

     『十字架上のキリスト』  ベラスケス

 

2024年3月27日(水)ヨハネによる福音書23章33~34,39~43節

     罪ある者の希望:神の赦しと慈しみ

33「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。 34〔そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」〕人々はくじを引いて、イエスの服を分け合った。
39十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」 40すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。 41我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」 42そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。 43するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。

       

        「キリストの磔刑」アントネロ・ダ・メッシーナ

 

2024年3月26日(火)イザヤ書53章12節

  苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語 

12それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし
彼は戦利品としておびただしい人を受ける。
彼が自らをなげうち、死んで
罪人のひとりに数えられたからだ。
多くの人の過ちを担い
背いた者のために執り成しをしたのは
この人であった。

 

2024年3月25日(月)イザヤ書53章11

  苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語

11彼は自らの苦しみの実りを見
それを知って満足する。
わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために
彼らの罪を自ら負った。

 

2024年3月24日(日・主日) ヨハネによる福音書19章23~27節 

    結束と信仰:主の愛を体現

23兵士たちは、イエスを十字架につけてから、その服を取り、四つに分け、各自に一つずつ渡るようにした。下着も取ってみたが、それには縫い目がなく、上から下まで一枚織りであった。 24そこで、「これは裂かないで、だれのものになるか、くじ引きで決めよう」と話し合った。それは、
「彼らはわたしの服を分け合い、
わたしの衣服のことでくじを引いた」
という聖書の言葉が実現するためであった。兵士たちはこのとおりにしたのである。 25イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。 26イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。 27それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。

      

         「マリアとヨハネと十字架上のキリスト 」 アルブレヒト・アルトドルファー

 

2024年3月23日(土)詩編51編19節

     悔い改めと希望

19しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。
打ち砕かれ悔いる心を
神よ、あなたは侮られません。

 

2024年3月22日(金)イザヤ書53章9~10節

   苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語   

9彼は不法を働かず
その口に偽りもなかったのに
その墓は神に逆らう者と共にされ
富める者と共に葬られた。
10病に苦しむこの人を打ち砕こうと主は望まれ
彼は自らを償いの献げ物とした。
彼は、子孫が末永く続くのを見る。
主の望まれることは
彼の手によって成し遂げられる。

 

2024年3月21日(木)イザヤ書53章7~8節

   苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語 

7苦役を課せられて、かがみ込み
彼は口を開かなかった。
屠り場に引かれる小羊のように
毛を刈る者の前に物を言わない羊のように
彼は口を開かなかった。
8捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。
彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか
わたしの民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり
命ある者の地から断たれたことを。

 

2024年3月20日(水)イザヤ書53章4~6節 

   苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語   

4彼が担ったのはわたしたちの病
彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに
わたしたちは思っていた
神の手にかかり、打たれたから
彼は苦しんでいるのだ、と。
5彼が刺し貫かれたのは
わたしたちの背きのためであり
彼が打ち砕かれたのは
わたしたちの咎のためであった。
彼の受けた懲らしめによって
わたしたちに平和が与えられ
彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。
6わたしたちは羊の群れ
道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。
そのわたしたちの罪をすべて
主は彼に負わせられた。

 

2024年3月19日(火)イザヤ書53章1~3節 

  苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語

1わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。
主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。
2乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように
この人は主の前に育った。
見るべき面影はなく
輝かしい風格も、好ましい容姿もない。
3彼は軽蔑され、人々に見捨てられ
多くの痛みを負い、病を知っている。
彼はわたしたちに顔を隠し
わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。

 

2024年3月18日(月)マタイによる福音書13章15~17

    閉ざされた心を開く目と耳

15この民の心は鈍り、
耳は遠くなり、
目は閉じてしまった。
こうして、彼らは目で見ることなく、
耳で聞くことなく、
心で理解せず、悔い改めない。
わたしは彼らをいやさない。』

16しかし、あなたがたの目は見ているから幸いだ。あなたがたの耳は聞いているから幸いだ。 17はっきり言っておく。多くの預言者や正しい人たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

 

2024年3月17日(日・主日) ヨハネによる福音書19章5~16節 

      「見よ、この男だ」

 5イエスは茨の冠をかぶり、紫の服を着けて出て来られた。ピラトは、「見よ、この男だ」と言った。 6祭司長たちや下役たちは、イエスを見ると、「十字架につけろ。十字架につけろ」と叫んだ。ピラトは言った。「あなたたちが引き取って、十字架につけるがよい。わたしはこの男に罪を見いだせない。」 7ユダヤ人たちは答えた。「わたしたちには律法があります。律法によれば、この男は死罪に当たります。神の子と自称したからです。」
8ピラトは、この言葉を聞いてますます恐れ、 9再び総督官邸の中に入って、「お前はどこから来たのか」とイエスに言った。しかし、イエスは答えようとされなかった。 10そこで、ピラトは言った。「わたしに答えないのか。お前を釈放する権限も、十字架につける権限も、このわたしにあることを知らないのか。」 11イエスは答えられた。「神から与えられていなければ、わたしに対して何の権限もないはずだ。だから、わたしをあなたに引き渡した者の罪はもっと重い。」 12そこで、ピラトはイエスを釈放しようと努めた。しかし、ユダヤ人たちは叫んだ。「もし、この男を釈放するなら、あなたは皇帝の友ではない。王と自称する者は皆、皇帝に背いています。」
13ピラトは、これらの言葉を聞くと、イエスを外に連れ出し、ヘブライ語でガバタ、すなわち「敷石」という場所で、裁判の席に着かせた。 14それは過越祭の準備の日の、正午ごろであった。ピラトがユダヤ人たちに、「見よ、あなたたちの王だ」と言うと、 15彼らは叫んだ。「殺せ。殺せ。十字架につけろ。」ピラトが、「あなたたちの王をわたしが十字架につけるのか」と言うと、祭司長たちは、「わたしたちには、皇帝のほかに王はありません」と答えた。 16そこで、ピラトは、十字架につけるために、イエスを彼らに引き渡した。

    

       「エッケ・ホモ(見よ、この男だ)」 ヒエロニムス・ボス 

 

2024年3月16日(土)ヨエル書2章12~13節

   慈しみに満ちた主の呼びかけ

12主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
断食し、泣き悲しんで。
13衣を裂くのではなく
お前たちの心を引き裂け。」
あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。

 

2024年3月15日(金)ヨハネによる福音書18章33~38 

      ピラトの自問「真理とは何か。」 

 33そこで、ピラトはもう一度官邸に入り、イエスを呼び出して、「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。 34イエスはお答えになった。「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。それとも、ほかの者がわたしについて、あなたにそう言ったのですか。」 35ピラトは言い返した。「わたしはユダヤ人なのか。お前の同胞や祭司長たちが、お前をわたしに引き渡したのだ。いったい何をしたのか。」 36イエスはお答えになった。「わたしの国は、この世には属していない。もし、わたしの国がこの世に属していれば、わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」 37そこでピラトが、「それでは、やはり王なのか」と言うと、イエスはお答えになった。「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。」 38ピラトは言った。「真理とは何か。」

     

            「真理たは何か」ニコライ・ゲー

 

2024年3月14日(木)マタイによる福音書27章19~26節

     ピラトの選択と群衆の決断

19一方、ピラトが裁判の席に着いているときに、妻から伝言があった。「あの正しい人に関係しないでください。その人のことで、わたしは昨夜、夢で随分苦しめられました。」 20しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバを釈放して、イエスを死刑に処してもらうようにと群衆を説得した。 21そこで、総督が、「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか」と言うと、人々は、「バラバを」と言った。 22ピラトが、「では、メシアといわれているイエスの方は、どうしたらよいか」と言うと、皆は、「十字架につけろ」と言った。 23ピラトは、「いったいどんな悪事を働いたというのか」と言ったが、群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び続けた。 24ピラトは、それ以上言っても無駄なばかりか、かえって騒動が起こりそうなのを見て、水を持って来させ、群衆の前で手を洗って言った。「この人の血について、わたしには責任がない。お前たちの問題だ。」 25民はこぞって答えた。「その血の責任は、我々と子孫にある。」 26そこで、ピラトはバラバを釈放し、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。

 

2024年3月13日(水)マルコによる福音書14章60~65 

      イエスの黙秘と使命 

 60そこで、大祭司は立ち上がり、真ん中に進み出て、イエスに尋ねた。「何も答えないのか、この者たちがお前に不利な証言をしているが、どうなのか。」 61しかし、イエスは黙り続け何もお答えにならなかった。そこで、重ねて大祭司は尋ね、「お前はほむべき方の子、メシアなのか」と言った。 62イエスは言われた。「そうです。

あなたたちは、人の子が全能の神の右に座り、

天の雲に囲まれて来るのを見る。」

63大祭司は、衣を引き裂きながら言った。「これでもまだ証人が必要だろうか。 64諸君は冒瀆の言葉を聞いた。どう考えるか。」一同は、死刑にすべきだと決議した。 65それから、ある者はイエスに唾を吐きかけ、目隠しをしてこぶしで殴りつけ、「言い当ててみろ」と言い始めた。また、下役たちは、イエスを平手で打った。

 

2024年3月12日(火)マルコによる福音書14章35~36 

   苦しみの時の祈り:アッバ、父よ!

35少し進んで行って地面にひれ伏し、できることなら、この苦しみの時が自分から過ぎ去るようにと祈り、 36こう言われた。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」

 

2024年3月11日(月)ヨハネによる福音書3章13~16

     永遠の命を得るための信仰

13天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。 14そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。 15それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。
16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

 

2024年3月10日(日・主日) ヨハネによる福音書18章4~11節

    裏切りと慈しみ:イエスの言葉に隠された真実

 4イエスは御自分の身に起こることを何もかも知っておられ、進み出て、「だれを捜しているのか」と言われた。 5彼らが「ナザレのイエスだ」と答えると、イエスは「わたしである」と言われた。イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らと一緒にいた。 6イエスが「わたしである」と言われたとき、彼らは後ずさりして、地に倒れた。 7そこで、イエスが「だれを捜しているのか」と重ねてお尋ねになると、彼らは「ナザレのイエスだ」と言った。 8すると、イエスは言われた。「『わたしである』と言ったではないか。わたしを捜しているのなら、この人々は去らせなさい。」 9それは、「あなたが与えてくださった人を、わたしは一人も失いませんでした」と言われたイエスの言葉が実現するためであった。 10シモン・ペトロは剣を持っていたので、それを抜いて大祭司の手下に打ってかかり、その右の耳を切り落とした。手下の名はマルコスであった。 11イエスはペトロに言われた。「剣をさやに納めなさい。父がお与えになった杯は、飲むべきではないか。」

              

                                          「ユダの裏切り」ジョット

 

2024年3月9日(土)イザヤ書55章6~7節後半

     主に立ち帰るとは

6主を尋ね求めよ、見いだしうるときに。
呼び求めよ、近くにいますうちに。
7主に立ち帰るならば、主は憐れんでくださる。
わたしたちの神に立ち帰るならば
豊かに赦してくださる。

 

2024年3月8日(金)フィリピの信徒への手紙4章6~7

         信仰による義の認定

4ところで、働く者に対する報酬は恵みではなく、当然支払われるべきものと見なされています。 5しかし、不信心な者を義とされる方を信じる人は、働きがなくても、その信仰が義と認められます。

       

2024年3月7日(木)ヘブライ人への手紙11章6節

          神の義と信仰の関係

1兄弟たち、わたしは彼らが救われることを心から願い、彼らのために神に祈っています。 2わたしは彼らが熱心に神に仕えていることを証ししますが、この熱心さは、正しい認識に基づくものではありません。 3なぜなら、神の義を知らず、自分の義を求めようとして、神の義に従わなかったからです。 4キリストは律法の目標であります、信じる者すべてに義をもたらすために。

 

2024年3月6日(水)ローマの信徒への手紙3章23~24

             命に通じる主の慈しみ  

23人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、 24ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。

 

2024年3月5日(火)ローマの信徒への手紙1章17 

         信仰を通して実現される神の義 

17福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

 

 2024年3月4日(月)ヨハネによる福音書6章28~29 

            命に通じる門の真実

28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」

 

2024年3月3日(日・主日)マタイによる福音書7章13~20節 

          命に通じる門

13「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。 14しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」15「偽預言者を警戒しなさい。彼らは羊の皮を身にまとってあなたがたのところに来るが、その内側は貪欲な狼である。 16あなたがたは、その実で彼らを見分ける。茨からぶどうが、あざみからいちじくが採れるだろうか。 17すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。 18良い木が悪い実を結ぶことはなく、また、悪い木が良い実を結ぶこともできない。 19良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。 20このように、あなたがたはその実で彼らを見分ける。」

         

          「祈る手」 アルブレヒト・デューラー

 

2024年3月2日(土)ローマの信徒への手紙3章23~24節前半

            贖いの業による神の恵み

 23人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、 24ただキリスト・イエスによる贖(あがな)いの業(わざ)を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。

 

2024年3月1日(金)フィリピの信徒への手紙4章6~7

           神の慈しみに依り頼む

 6どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。 7そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。

 

2024年2月29日(木)ヘブライ人への手紙11章6節

       神への渇望と信仰

6信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。

 

2024年2月28日(水)詩編40編7節

      御言葉への渇望と信仰

7あなたはいけにえも、穀物の供え物も望まず
焼き尽くす供え物も
罪の代償の供え物も求めず
ただ、わたしの耳を開いてくださいました。

   

2024年2月27日(火)詩篇119編81節

      御言葉への渇望

81わたしの魂は
あなたの救いを求めて絶え入りそうです。
あなたの御言葉を待ち望みます。

 

2024年2月26日(月)詩編14編2          

     神を求める者への招き

2主は天から人の子らを見渡し、探される
目覚めた人、神を求める人はいないか、と。

2024年2月25日(日・主日)マタイによる福音書7章7~12節  

                        祈りと探し求めることの重要性

7「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。 8だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。 9あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。 10魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。 11このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。 12だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」

                               『盲人を癒すキリスト』  エル・グレコ

  

2024年2月24日(土)ペテロの手紙(Ⅰ)2章2~4節前半

神の恵みと成長への道

2生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。 3あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました。 4この主のもとに来なさい。主は、人々からは見捨てられたのですが、神にとっては選ばれた、尊い、生きた石なのです。

 

2024年2月23日(金)ローマの信徒への手紙5章16

 16この賜物は、罪を犯した一人によってもたらされたようなものではありません。裁きの場合は、一つの罪でも有罪の判決が下されますが、恵みが働くときには、いかに多くの罪があっても、無罪の判決が下されるからです。

 

2024年2月22日(木)ヤコブの手紙2章13

 13人に憐れみをかけない者には、憐れみのない裁きが下されます。憐れみは裁きに打ち勝つのです。

 

2024年2月21日(水)ヨハネによる福音書5章30節

30わたしは自分では何もできない。ただ、父から聞くままに裁く。わたしの裁きは正しい。わたしは自分の意志ではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行おうとするからである。」

 

2024年2月20日(火)詩編119編102節

102あなたの裁きから離れません。
あなたがわたしを教えてくださるからです。

 

2024年2月19日(月)詩編82編1~2

1神は神聖な会議の中に立ち
神々の間で裁きを行われる。
2「いつまであなたたちは不正に裁き
神に逆らう者の味方をするのか。

 

2024年2月18日(日・主日)マタイによる福音書7章1~6節 

1「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。 2あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。 3あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。 4兄弟に向かって、『あなたの目からおが屑を取らせてください』と、どうして言えようか。自分の目に丸太があるではないか。 5偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。 6神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう。」

     

            「イエスと姦通の女」-ギュスターヴ・ドレ

 

2024年2月17日(土)詩編95編6~7節

6わたしたちを造られた方
主の御前にひざまずこう。
共にひれ伏し、伏し拝もう。
7主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。

 

2024年2月16日(金)詩編8編5

5そのあなたが御心に留めてくださるとは
人間は何ものなのでしょう。
人の子は何ものなのでしょう
あなたが顧みてくださるとは。

 

2024年2月15日(木)ヨハネの手紙(Ⅰ)5章14~15節

 14何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。 15わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。

 

2024年2月14日(水)詩編10編12節

12立ち上がってください、主よ。
神よ、御手を上げてください。
貧しい人を忘れないでください。

 

2024年2月13日(火)詩編145編14~16節

14主は倒れようとする人をひとりひとり支え
うずくまっている人を起こしてくださいます。
15ものみながあなたに目を注いで待ち望むと
あなたはときに応じて食べ物をくださいます。
16すべて命あるものに向かって御手を開き
望みを満足させてくださいます。

 

2024年2月12日(月)マタイによる福音書10章28~31

 28体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。 29二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。 30あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。 31だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」

 

2024年2月11日(日・主日)マタイによる福音書6章25~節 

25「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。 26空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。 27あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。 28なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。 29しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 30今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。 31だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。 32それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。 33何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。 34だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」  

          「山上の垂訓」 ヤン・ブリューゲル(父)

 

2024年2月10日(土)申命記6章4~5節

4聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 5あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。

 

2024年2月9日(金)フィリピの信徒への手紙4章19節

 19わたしの神は、御自分の栄光の富に応じて、キリスト・イエスによって、あなたがたに必要なものをすべて満たしてくださいます。 20わたしたちの父である神に、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

 

2024年2月8日(木)マタイによる福音書6章24節

24「だれも、二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」

 

2024年2月7日(水)エレミア書9章22~23節

22主はこう言われる。
知恵ある者は、その知恵を誇るな。
力ある者は、その力を誇るな。
富ある者は、その富を誇るな。
23むしろ、誇る者は、この事を誇るがよい
目覚めてわたしを知ることを。
わたしこそ主。
この地に慈しみと正義と恵みの業を行う事
その事をわたしは喜ぶ、と主は言われる。

 

2024年2月6日(火)詩編52編8~11節

8これを見て、神に従う人は神を畏れる。
彼らはこの男を笑って言う。
9「見よ、この男は神を力と頼まず
自分の莫大な富に依り頼み
自分を滅ぼすものを力と頼んでいた。」
10わたしは生い茂るオリーブの木。
神の家にとどまります。
世々限りなく、神の慈しみに依り頼みます。
11あなたが計らってくださいますから
とこしえに、感謝をささげます。
御名に望みをおきます。
あなたの慈しみに生きる人に対して恵み深い
あなたの御名に。

 

2024年2月5日(月)エレミア書5章30~31

30恐ろしいこと、おぞましいことが
この国に起こっている。
31預言者は偽りの預言をし
祭司はその手に富をかき集め
わたしの民はそれを喜んでいる。
その果てに、お前たちはどうするつもりか。」

 

2024年2月4日(日・主日)マタイによる福音書6章19~21節 

19「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。 20富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。 21あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」         

       

 「神殿から商人を追い払うキリスト」エル・グレコ 

 

2024年2月3日(土)申命記7章6節

6あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地の面にいるすべての民の中からあなたを選び、御自分の宝の民とされた。

 

2024年2月2日(金)ルカによる福音書10章節

23それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。 24言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

 

2024年2月1日(木)ルカによる福音書1章45節

 5しかし、不信心な者を義とされる方を信じる人は、働きがなくても、その信仰が義と認められます。

 

2024年1月31日(水)詩篇9編11節

11主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む。
あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない。

 

2024年1月30日(火)エフェソへの信徒への手紙5章8~10

8あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。 9――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。―― 10何が主に喜ばれるかを吟味しなさい。

 

2024年1月29日(月)詩編103編8~13節

8主は憐れみ深く、恵みに富み
忍耐強く、慈しみは大きい。
9永久に責めることはなく
とこしえに怒り続けられることはない。
10主はわたしたちを
罪に応じてあしらわれることなく
わたしたちの悪に従って報いられることもない。
11天が地を超えて高いように
慈しみは主を畏れる人を超えて大きい。
12東が西から遠い程
わたしたちの背きの罪を遠ざけてくださる。
13父がその子を憐れむように
主は主を畏れる人を憐れんでくださる。

 

2024年1月28日(日・主日)マタイによる福音書6章9~13節 

 9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名(みな)が崇(あが)められますように。
10御国(みくに)が来ますように。
御心(みこころ)が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧(かて)を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦(ゆる)してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭(あ)わせず、
悪い者から救ってください。』      

     

        「悪魔の誘惑」 ルカ・ジョルダーノ

 

2024年1月27日(土)イザヤ書43章1後~3節前

恐れるな、わたしはあなたを贖(あがな)う。
あなたはわたしのもの。
わたしはあなたの名を呼ぶ。
2水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。
大河の中を通っても、あなたは押し流されない。
火の中を歩いても、焼かれず
炎はあなたに燃えつかない。
3わたしは主、あなたの神
イスラエルの聖なる神、あなたの救い主。

 

2024年1月26日(金)ルカによる福音書8章8節

 8また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。

 

2024年1月25日(木)ルカによる福音書1章45節

45主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」

 

2024年1月24日(水)イザヤ書42章9節

9見よ、初めのことは成就した。
新しいことをわたしは告げよう。
それが芽生えてくる前に
わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。

 

2024年1月23日(火)詩編27編13節

13わたしは信じます
命あるものの地で主の恵みを見ることを。

 

2024年1月22日(月)詩編115編16~18節

16天は主のもの、地は人への賜物。
17主を賛美するのは死者ではない
沈黙の国へ去った人々ではない。
18わたしたちこそ、主をたたえよう
今も、そしてとこしえに。
ハレルヤ。

 

2024年1月21日(日・主日)創世記8章20~22節 

20ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。 21主は宥(なだ)めの香りをかいで、御心(みこころ)に言われた。
「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。
22地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも
寒さも暑さも、夏も冬も
昼も夜も、やむことはない。」         

                              『箱舟を出た後のノアによる感謝の祈り』ドメニコ・モレッリ

 

2024年1月20日(土)ペトロの手紙(Ⅰ)2章9節

9しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。 

 

2024年1月19日(金)コロサイの信徒への手紙3章13~14節

 13互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。 14これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。

 

2024年1月18日(木)ルカによる福音書17章3~4節

3あなたがたも気をつけなさい。もし兄弟が罪を犯したら、戒めなさい。そして、悔い改めれば、赦してやりなさい。 4一日に七回あなたに対して罪を犯しても、七回、『悔い改めます』と言ってあなたのところに来るなら、赦してやりなさい。

 

2024年1月17日(水)ヨハネの手紙(Ⅰ)1章9節

 9自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。 10罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とすることであり、神の言葉はわたしたちの内にありません。

 

2024年1月16日(火)コロサイの信徒への手紙1章14~15節

 14わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。 15御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です。

 

2024年1月15日(月エフェソへの信徒への手紙4章32節

 32互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。

 

2024年1月14日(日・主日)マタイによる福音書6章9~13節 

 9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。』                                                                      

                                         「聖ペテロの涙」エル・グレコ

 

2024年1月13日(土)ローマの信徒への手紙12章1~2

1こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。 2あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。

 

2024年1月12日(金)マタイによる福音書4章4節

 4イエスはお答えになった。
「『人はパンだけで生きるものではない。
神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』
と書いてある。」

 

2024年1月11日(木)ヨハネによる福音書6章51節

51わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」

 

2024年1月10日(水)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)9章9~10節

9「彼は惜しみなく分け与え、貧しい人に施した。
彼の慈しみは永遠に続く」
と書いてあるとおりです。 10種を蒔く人に種を与え、パンを糧としてお与えになる方は、あなたがたに種を与えて、それを増やし、あなたがたの慈しみが結ぶ実を成長させてくださいます。

 

2024年1月9日(火)イザヤ書51章14節

14かがみ込んでいる者は速やかに解き放たれ
もはや死ぬことも滅びることもなく
パンの欠けることもない。

 

2024年1月8日(月詩編80編6節

6あなたは涙のパンをわたしたちに食べさせ
なお、三倍の涙を飲ませられます。

 

2024年1月7日(日・主日)マタイによる福音書6章9~13節 

 9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。』

         

           「祈る手」 アルブレヒト・デューラー

 

2024年1月6日(土)詩編95編6~7

6わたしたちを造られた方
主の御前にひざまずこう。
共にひれ伏し、伏し拝もう。
7主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。

 

2024年1月5日(金)エレミア書23章28,35節

28夢を見た預言者は夢を解き明かすがよい。しかし、わたしの言葉を受けた者は、忠実にわたしの言葉を語るがよい。
もみ殻と穀物が比べものになろうかと
主は言われる。
 35お前たちは、ただ隣人や兄弟の間で互いに、「主は何とお答えになりましたか。主は何とお語りになりましたか」とだけ言うがよい。

 

2024年1月4日(木)ホセア書6章3節

3我々は主を知ろう。
主を知ることを追い求めよう。
主は曙の光のように必ず現れ
降り注ぐ雨のように
大地を潤す春雨のように
我々を訪れてくださる。」

 

2024年1月3日(水)ホセア書6章2節

2二日の後、主は我々を生かし
三日目に、立ち上がらせてくださる。
我々は御前に生きる。

 

2024年1月2日(火)ホセア書6章1節

1「さあ、我々は主のもとに帰ろう。
主は我々を引き裂かれたが、いやし
我々を打たれたが、傷を包んでくださる。

2024年1月1日(月詩編143編8節

8 朝にはどうか、聞かせてください
あなたの慈しみについて。
あなたにわたしは依り頼みます。
行くべき道を教えてください
あなたに、わたしの魂は憧れているのです。

 

 

  <今日の聖句>2023年

2023年12月31日(日・主日)マタイによる福音書2章13~23節 

13占星術の学者たちが帰って行くと、主の天使が夢でヨセフに現れて言った。「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」 14ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトへ去り、 15ヘロデが死ぬまでそこにいた。それは、「わたしは、エジプトからわたしの子を呼び出した」と、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
16さて、ヘロデは占星術の学者たちにだまされたと知って、大いに怒った。そして、人を送り、学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以下の男の子を、一人残らず殺させた。 17こうして、預言者エレミヤを通して言われていたことが実現した。
18「ラマで声が聞こえた。
激しく嘆き悲しむ声だ。
ラケルは子供たちのことで泣き、
慰めてもらおうともしない、
子供たちがもういないから。」
19ヘロデが死ぬと、主の天使がエジプトにいるヨセフに夢で現れて、 20言った。「起きて、子供とその母親を連れ、イスラエルの地に行きなさい。この子の命をねらっていた者どもは、死んでしまった。」 21そこで、ヨセフは起きて、幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ帰って来た。 22しかし、アルケラオが父ヘロデの跡を継いでユダヤを支配していると聞き、そこに行くことを恐れた。ところが、夢でお告げがあったので、ガリラヤ地方に引きこもり、 23ナザレという町に行って住んだ。「彼はナザレの人と呼ばれる」と、預言者たちを通して言われていたことが実現するためであった。                          

            「エジプトへの逃避」オディロン・ルドン

 

2023年12月30日(土)イザヤ書43章1後~3節前

今、こう言われる。
恐れるな、わたしはあなたを贖う。
あなたはわたしのもの。
わたしはあなたの名を呼ぶ。
2水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。
大河の中を通っても、あなたは押し流されない。
火の中を歩いても、焼かれず
炎はあなたに燃えつかない。
3わたしは主、あなたの神
イスラエルの聖なる神、あなたの救い主。

 

2023年12月29日(金)イザヤ書35章1~2節

1荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ
砂漠よ、喜び、花を咲かせよ
野ばらの花を一面に咲かせよ。
2花を咲かせ
大いに喜んで、声をあげよ。
砂漠はレバノンの栄光を与えられ
カルメルとシャロンの輝きに飾られる。
人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。

 

2023年12月28日(木)ローマの信徒への手紙9章16節

16従って、これは、人の意志や努力ではなく、神の憐れみによるものです。

 

2023年12月27日(水)ガラテヤの信徒への手紙 4章4~6節

 4しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。 5それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。 6あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。

 

2023年12月26日(火)ヨハネの手紙(Ⅰ)1章1~3節

1初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言(ことば)について。―― 2この命は現れました。御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。―― 3わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。

 

2023年12月25日(月)イザヤ書9章5節 

5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。

 

2023年12月24日(日・主日)マタイによる福音書2章1~12節 

1イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 2言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」 3これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。 4王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。 5彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
6『ユダの地、ベツレヘムよ、
お前はユダの指導者たちの中で
決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、
わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」
7そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。 8そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。 9彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。 10学者たちはその星を見て喜びにあふれた。 11家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 12ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。                      

                             

                                                     東方三博士の礼拝』ディエゴ・ベラスケス

 

2023年12月23日(土)ヨハネによる福音書3章16節

16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

 

2023年12月22日(金)詩編126編2~3節

2そのときには、わたしたちの口に笑いが
舌に喜びの歌が満ちるであろう。
そのときには、国々も言うであろう
「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。
3主よ、わたしたちのために
大きな業を成し遂げてください。
わたしたちは喜び祝うでしょう。

 

2023年12月21日(木)イザヤ書50章5節

5主なる神はわたしの耳を開かれた。
わたしは逆らわず、退かなかった。

 

2023年12月20日(水)ヨハネによる福音書3章35節

 35御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。

 

2023年12月19日(火)ヨハネによる福音書3章34節

 34神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。

 

2023年12月18日(月)エゼキエル書36章26節

26わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える。 

 

2023年12月17日(日・主日) マタイによる福音書1章18~25節 

18イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。 19夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。 20このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。 21マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」 22このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
23「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。 24ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、 25男の子が生まれるまでマリアと関係することはなかった。そして、その子をイエスと名付けた。                    

     

           「受胎告知」ヘンリー・オサワ・タナー

 

2023年12月16日(土)イザヤ書60章1、5節

1闇の中を歩む民は、大いなる光を見
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。

 

2023年12月15日(金)ルカによる福音書1章34~47節
 34マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」 35天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。 36あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。 37神にできないことは何一つない。」 38マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。

 

2023年12月14日(木)ルカによる福音書1章28~33節

28天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」 29マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。 30すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 31あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。 32その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 33彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」 

 

2023年12月13日(水)イザヤ書52章8,10節

8その声に、あなたの見張りは声をあげ
皆共に、喜び歌う。
彼らは目の当たりに見る
主がシオンに帰られるのを。
10主は聖なる御腕の力を
国々の民の目にあらわにされた。
地の果てまで、すべての人が
わたしたちの神の救いを仰ぐ。

 

2023年12月12日(火)イザヤ書52章6節

 6それゆえ、わたしの民はわたしの名を知るであろう。それゆえその日には、わたしが神であることを、「見よ、ここにいる」と言う者であることを知るようになる。

 

2023年12月11日(月)ヤコブの手紙1章17節 

 17良い贈り物、完全な賜物はみな、上から、光の源である御父から来るのです。御父には、移り変わりも、天体の動きにつれて生ずる陰もありません。

 

2023年12月10日(日・主日)マタイによる福音書1章16~17節 

16ヤコブはマリアの夫ヨセフをもうけた。このマリアからメシアと呼ばれるイエスがお生まれになった。
17こうして、全部合わせると、アブラハムからダビデまで十四代、ダビデからバビロンへの移住まで十四代、バビロンへ移されてからキリストまでが十四代である。               

      

           「受胎告知」ボッティチェッリ

 

2023年12月9日(土)イザヤ書60章1~3節

1起きよ、光を放て。
あなたを照らす光は昇り
主の栄光はあなたの上に輝く。
2見よ、闇は地を覆い
暗黒が国々を包んでいる。
しかし、あなたの上には主が輝き出で
主の栄光があなたの上に現れる。
3国々はあなたを照らす光に向かい
王たちは射し出でるその輝きに向かって歩む。

 

2023年12月8日(金)イザヤ書52章7節

7いかに美しいことか
山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。
彼は平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え
救いを告げ
あなたの神は王となられた、と
シオンに向かって呼ばわる。

 

2023年12月7日(木)ルカによる福音書1章13~17節
 13天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。 14その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。 15彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、 16イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。 17彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」

 

2023年12月6日(水)詩編85編10~14節

10主を畏れる人に救いは近く
栄光はわたしたちの地にとどまるでしょう。
11慈しみとまことは出会い
正義と平和は口づけし
12まことは地から萌えいで
正義は天から注がれます。
13主は必ず良いものをお与えになり
わたしたちの地は実りをもたらします。
14正義は御前を行き
主の進まれる道を備えます。

 

2023年12月5日(火)詩編86編11節

11主よ、あなたの道をお教えください。
わたしはあなたのまことの中を歩みます。
御名を畏れ敬うことができるように
一筋の心をわたしにお与えください。

 

2023年12月4日(月)エゼキュエル書33章30~31,33節

30人の子よ、あなたの同胞は城壁の傍らや家の戸口に立ってあなたのことを語り、互いに語り合っている。『さあ、行って、どんな言葉が主から出るのか、聞こうではないか』と。 31そして、彼らはあなたのもとに来る。民は来て、あなたの前に座り、あなたの言葉を聞きはするが、それを行いはしない。彼らは口では好意を示すが、心は利益に向かっている。33しかし、そのことが起こるとき――見よ、それは近づいている――彼らは自分たちの中に預言者がいたことを知るようになる。」

 

2023年12月3日(日・主日)イザヤ書7章14節 

14それゆえ、わたしの主が御自ら
あなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。      

       

                 「受胎告知」ムリーリョ

 

2023年12月2日(土)詩編67編6~8節

6神よ、すべての民が
あなたに感謝をささげますように。
すべての民が、こぞって
あなたに感謝をささげますように。
7大地は作物を実らせました。
神、わたしたちの神が
わたしたちを祝福してくださいますように。
8神がわたしたちを祝福してくださいますように。
地の果てに至るまで
すべてのものが神を畏れ敬いますように。

 

2023年12月1日(金)ローマの信徒への手紙10章章11~13節

 11聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。 12ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。 13「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。

 

2023年11月30日(木)ローマの信徒への手紙10章20~21節

 20イザヤも大胆に、
「わたしは、
わたしを探さなかった者たちに見いだされ、
わたしを尋ねなかった者たちに自分を現した」
と言っています。 21しかし、イスラエルについては、「わたしは、不従順で反抗する民に、一日中手を差し伸べた」と言っています。

 

2023年11月29日(水)詩編121編1~2節

1【都に上る歌。】
目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
2わたしの助けは来る
天地を造られた主のもとから。

 

2023年11月28日(火)詩編39編8~9節

8主よ、それなら
何に望みをかけたらよいのでしょう。
わたしはあなたを待ち望みます。
9あなたに背いたすべての罪からわたしを救い
神を知らぬ者というそしりを
受けないようにしてください。

 

2023年11月27日(月)詩編115編2~3節 

なぜ国々は言うのか 「彼らの神はどこにいる」と。 わたしたちの神は天にいまし 御旨のままにすべてを行われる。

 

2023年11月26日(日・主日)マタイによる福音書6章9~10節 

 9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。

                                                      「最初の一歩」ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

 

2023年11月25日(土)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)1章4~5節

4わたしは、あなたがたがキリスト・イエスによって神の恵みを受けたことについて、いつもわたしの神に感謝しています。 5あなたがたはキリストに結ばれ、あらゆる言葉、あらゆる知識において、すべての点で豊かにされています。

 

2023年11月24日(金)イザヤ書40章28節

28あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。
主は、とこしえにいます神
地の果てに及ぶすべてのものの造り主。
倦むことなく、疲れることなく
その英知は究めがたい。

 

2023年11月23日(木)使徒言行録20章32節

 32そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。

 

2023年11月22日(水)ヘブライ人への手紙11章6節

 6信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。

 

2023年11月21日(火)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)1章27~29節

 27ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。 28また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。 29それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。

 

2023年11月20日(月)詩編104編23~24節

23人は仕事に出かけ、夕べになるまで働く。
24主よ、御業はいかにおびただしいことか。
あなたはすべてを知恵によって成し遂げられた。
地はお造りになったものに満ちている。

 

2023年11月19日(日・主日)マタイによる福音書25章34節 

 34そこで、王は右側にいる人たちに言う。『さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。 

     

              「落穂拾い」ジャン=フランソワ・ミレー 

 

2023年11月18日(土)ヘブライ人への手紙4章章16節

16だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。 

 

2023年11月17日(金)ルカによる福音書17章20~21節

20ファリサイ派の人々が、神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。「神の国は、見える形では来ない。 21『ここにある』『あそこにある』と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」

 

2023年11月16日(木)ヨハネによる福音書3章3、5節

 3イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」

5イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。

 

2023年11月15日(水)ルカによる福音書12章32節

 32小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。

 

2023年11月14日(火)ルカによる福音書9章62節

 62イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。

 

2023年11月13日(月)ルカによる福音書6章20節

20さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。
「貧しい人々は、幸いである、
神の国はあなたがたのものである。

 

2023年11月12日(日・主日)マタイによる福音書6章10節 

10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。     

                   

                                         「羊飼いの少女」フランソワ・ミレー

 

2023年11月11日(土)マルコによる福音書10章15節

 15はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」 

 

2023年11月10日(金)マルコによる福音書9章47節

47もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。

 

2023年11月9日(木)マルコによる福音書1章15節

15「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。

 

2023年11月8日(水)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章54~57節

54この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを着るとき、次のように書かれている言葉が実現するのです。
「死は勝利にのみ込まれた。
55死よ、お前の勝利はどこにあるのか。
死よ、お前のとげはどこにあるのか。」
56死のとげは罪であり、罪の力は律法です。 57わたしたちの主イエス・キリストによってわたしたちに勝利を賜る神に、感謝しよう。

 

2023年11月7日(火)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章50~51節

50兄弟たち、わたしはこう言いたいのです。肉と血は神の国を受け継ぐことはできず、朽ちるものが朽ちないものを受け継ぐことはできません。 51わたしはあなたがたに神秘を告げます。わたしたちは皆、眠りにつくわけではありません。わたしたちは皆、今とは異なる状態に変えられます。

 

2023年11月6日(月)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章45~46,48節

 45「最初の人アダムは命のある生き物となった」と書いてありますが、最後のアダムは命を与える霊となったのです。 46最初に霊の体があったのではありません。自然の命の体があり、次いで霊の体があるのです。 48土からできた者たちはすべて、土からできたその人に等しく、天に属する者たちはすべて、天に属するその人に等しいのです。

 

2023年11月5日(日)召天者記念礼拝

コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章35~38,40,42,44節 

35しかし、死者はどんなふうに復活するのか、どんな体で来るのか、と聞く者がいるかもしれません。 36愚かな人だ。あなたが蒔くものは、死ななければ命を得ないではありませんか。 37あなたが蒔くものは、後でできる体ではなく、麦であれ他の穀物であれ、ただの種粒です。 38神は、御心のままに、それに体を与え、一つ一つの種にそれぞれ体をお与えになります。 40また、天上の体と地上の体があります。しかし、天上の体の輝きと地上の体の輝きとは異なっています。
42死者の復活もこれと同じです。蒔かれるときは朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、 44つまり、自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです。自然の命の体があるのですから、霊の体もあるわけです。         

「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」 ゴーギャン

 

2023年11月4日(土)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章13~14,16節

 13死者の復活がなければ、キリストも復活しなかったはずです。 14そして、キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。 16死者が復活しないのなら、キリストも復活しなかったはずです。

 

2023年11月3日(金)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章3~5節

 3最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、 4葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、 5ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。

 

2023年11月2日(木)詩編37編30~31節

30主に従う人は、口に知恵の言葉があり
その舌は正義を語る。
31神の教えを心に抱き
よろめくことなく歩む。

 

2023年11月1日(水)イザヤ書41章10節

10恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。
たじろぐな、わたしはあなたの神。
勢いを与えてあなたを助け
わたしの救いの右の手であなたを支える。

 

2023年10月31日(火)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)4章8~10節

 8わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、 9虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。 10わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。

 

2023年10月30日(月)ガラテアの信徒への手紙6章14節

 14・・・このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。この十字架によって、世はわたしに対し、わたしは世に対してはりつけにされているのです。

 

2023年10月29日(日・主日)ローマの信徒への手紙5章1~4節 

1このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、

2このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。

 3そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、 4忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

  

      

                                     「聖パウロ」ヤン・リーフェンス

 

2023年10月28日(土)詩編62編6節 

6わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。
神にのみ、わたしは希望をおいている。

 

2023年10月27日(金)ヨハネによる福音書15章8節

 8あなたがたが豊かに実を結び、わたしの弟子となるなら、それによって、わたしの父は栄光をお受けになる。

 

2023年10月26日(木)ヨハネによる福音書14章6節

 6イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。

 

2023年10月25日(水)ヨハネによる福音書14章23節

23イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。

 

2023年10月24日(火)ヨハネによる福音書14章9,11節

 9イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、『わたしたちに御父をお示しください』と言うのか。

11わたしが父の内におり、父がわたしの内におられると、わたしが言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。

 

2023年10月23日(月)ヨハネによる福音書4章23節

 23しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。

 

2023年10月22日(日・主日)マタイによる福音書6章9~13節 

 9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。』     

                         

                                  「羊飼いの少女」フランソワ・ミレー

 

2023年10月28日(土)マタイによる福音書11章25~27節 

 25そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。 26そうです、父よ、これは御心に適うことでした。 27すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかには、父を知る者はいません。

 

2023年10月20日(金)ローマの信徒への手紙8章14,16節

14神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。

16この霊こそは、わたしたちが神の子供であることを、わたしたちの霊と一緒になって証ししてくださいます。

 

2023年10月19日(木)ローマの信徒への手紙8章26~27節

26同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。 27人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。

 

2023年10月18日(水)ガラテアの信徒への手紙4章6節

 6あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。

 

2023年10月17日(火)コロサイの信徒への手紙3章17節

そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。

 

2023年10月16日(月)ヘブライ人への手紙4章16節

だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。

 

2023年10月15日(日・主日)マタイによる福音書6章9~15節 

 9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。』
14もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。 15しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」     

                           

                             「祈る手」 アルブレヒト・デューラー

 

2023年10月14日(土)マタイによる福音書6章7~8節 

 7また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。 8彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。

 

2023年10月13日(金)ローマの信徒への手紙8章33節

 33だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。

 

2023年10月12日(木)ヨハネによる福音書3章35節

 35御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。 36御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」

 

2023年10月11日(水)詩編8章5節

5そのあなたが御心に留めてくださるとは
人間は何ものなのでしょう。
人の子は何ものなのでしょう
あなたが顧みてくださるとは。

 

2023年10月10日(火)ルカによる福音書4章43節

 43しかし、イエスは言われた。「ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない。わたしはそのために遣わされたのだ。」

 

2023年10月9日(月)詩編147編15節

15主は仰せを地に遣わされる。
御言葉は速やかに走る。

 

2023年10月8日(日・主日)マタイによる福音書6章3~4節 

 3施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。 4あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」

                                                「慈愛」 バルトロメオ・スケドーニ

 

2023年10月7日(土)詩編23章2~3節

2主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い
3魂を生き返らせてくださる。
主は御名にふさわしく
わたしを正しい道に導かれる。

 

2023年10月6日(金)ペテロの手紙(Ⅰ)3章21節

 21この水で前もって表された洗礼は、今やイエス・キリストの復活によってあなたがたをも救うのです。洗礼は、肉の汚れを取り除くことではなくて、神に正しい良心を願い求めることです。

 

2023年10月5日(木)ヨハネによる福音書14章21節

 21わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。わたしを愛する人は、わたしの父に愛される。わたしもその人を愛して、その人にわたし自身を現す。」

 

2023年10月4日(水)ヨハネによる福音書14章9節

 9イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、『わたしたちに御父をお示しください』と言うのか。

 

2023年10月3日(火)ヨハネによる福音書10章29~30節

「 29わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。 30わたしと父とは一つである。」

 

2023年10月2日(月)ヨハネによる福音書6章28~29節

28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」

 

2023年10月1日(日・主日)マタイによる福音書5章44~45,48節   

 44しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。 45あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。

48だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」                                                                                      

                         

                                 「善きサマリア人」エメ・モロー作

 

 2023年9月30日(土)エフェソへの信徒への手紙5章8~10節

8あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。 9――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。―― 10何が主に喜ばれるかを吟味しなさい。

 

2023年9月29日(金)使徒10:35使徒言行録10章35節

 35どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです。

 

2023年9月28日(木)ガラテアの信徒への手紙6章5節 

 5めいめいが、自分の重荷を担うべきです。

 

2023年9月27日(水)ローマの信徒への手紙12章9~10節

9愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、 10兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。

 

2023年9月26日(火)エフェソへの信徒への手紙6章10~11節

10最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。 11悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。

 

2023年9月25日(月)ヤコブの手紙1章19~20節

19わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。 20人の怒りは神の義を実現しないからです。

 

2023年9月24日(日・主日)マタイによる福音書5章38~39、42節   

38「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。 39しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。

42求める者には与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。」                                                                               

                       

                                 「善きサマリア人」エメ・モロー作

 

 2023年9月23日(土)コロサイの信徒への手紙3章14節

 14これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。

 

2023年9月22日  (金)サムエル記(上)2章2節

2聖なる方は主のみ。
あなたと並ぶ者はだれもいない。
岩と頼むのはわたしたちの神のみ。

 

2023年9月21日(木) ガラテアの信徒への手紙6章14節

 14しかし、このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。この十字架によって、世はわたしに対し、わたしは世に対してはりつけにされているのです。

 

2023年9月20日(水)ガラテアの信徒への手紙6章3節

 3実際には何者でもないのに、自分をひとかどの者だと思う人がいるなら、その人は自分自身を欺いています。

 

2023年9月19日(火)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)4章7節

 7あなたをほかの者たちよりも、優れた者としたのは、だれです。いったいあなたの持っているもので、いただかなかったものがあるでしょうか。もしいただいたのなら、なぜいただかなかったような顔をして高ぶるのですか。

 

2023年9月18日(月)詩編33編13~15節

13主は天から見渡し
人の子らをひとりひとり御覧になり
14御座を置かれた所から
地に住むすべての人に目を留められる。

15人の心をすべて造られた主は
彼らの業をことごとく見分けられる。

 

2023年9月17日(日・主日)     マタイによる福音書5章33~37節   

 34しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。 35地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。 36また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。 37あなたがたは、『然り、然り』『否、否』と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。                                                  

               

                                              「山上の垂訓」ギュスターヴ・ドレ

 

 2023年9月16日(土)ローマの信徒への手紙12章3節

3わたしに与えられた恵みによって、あなたがた一人一人に言います。自分を過大に評価してはなりません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の度合いに応じて慎み深く評価すべきです。

 

2023年9月15日(金)ペトロの手紙(Ⅰ)1章9節

9それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。

 

2023年9月14日(木)ローマの信徒への手紙13章14節

 14主イエス・キリストを身にまといなさい。欲望を満足させようとして、肉に心を用いてはなりません。

 

2023年9月13日(水)ローマの信徒への手紙13章9~10節

 9「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。 10愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。

 

2023年9月12日(火)ヨハネの手紙(Ⅰ)3章21~23節

 21愛する者たち、わたしたちは心に責められることがなければ、神の御前で確信を持つことができ、 22神に願うことは何でもかなえられます。わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです。 23その掟とは、神の子イエス・キリストの名を信じ、この方がわたしたちに命じられたように、互いに愛し合うことです。

 

2023年9月11日(月)ペトロの手紙(Ⅰ)3章7節

7同じように、夫たちよ、妻を自分よりも弱いものだとわきまえて生活を共にし、命の恵みを共に受け継ぐ者として尊敬しなさい。そうすれば、あなたがたの祈りが妨げられることはありません。

 

2023年9月10日(日・主日)マタイによる福音書5章31~32節   

31「『妻を離縁する者は、離縁状を渡せ』と命じられている。 32しかし、わたしは言っておく。不法な結婚でもないのに妻を離縁する者はだれでも、その女に姦通の罪を犯させることになる。離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」               

             

                             「晩鐘」ジャン・フランソワ・ミレー

 

 2023年9月9日(土)ヘブライ人への手紙13章4節

 4結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。

 

2023年9月8日(金)ヨハネによる福音書15章12節

 12わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。

 

2023年9月7日(木)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)5章17節

 17だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。

 

2023年9月6日(水)詩編37編37節

37無垢であろうと努め、まっすぐに見ようとせよ。
平和な人には未来がある。

 

2023年9月5日(火)ヨハネによる福音書10章27節

 27わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。

 

2023年9月4日(月)ルカによる福音書15章7節

 7言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」

 

2023年9月3日(日・主日)ルカによる福音書15章4節

 4「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。

           

             

                             「晩鐘」ジャン・フランソワ・ミレー

 

 2023年9月2日(土)ヘブライ人への手紙13章4節

 4結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。

 

2023年9月1日(金)ヨハネによる福音書15章12節

 12わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。

 

2023年8月31日(木)ローマの信徒への手紙10章13節

 13「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。

 

2023年8月30日(水)ローマの信徒への手紙10章4節

 4キリストは律法の目標であります、信じる者すべてに義をもたらすために。

 

2023年8月29日(火)ガラテアの信徒への手紙6章2節

2互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。

 

2023年8月28日(月)ヨナ書4章9~11節

9神はヨナに言われた。
「お前はとうごまの木のことで怒るが、それは正しいことか。」
彼は言った。
「もちろんです。怒りのあまり死にたいくらいです。」
10すると、主はこう言われた。
「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。 11それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」

 

2023年8月27日(日・主日)マタイによる福音書5章23節   

 23だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、 24その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。 

      

        山上の垂訓」カール・ハインリッヒ・ブロッホ画

 

 2023年8月26日(土)ヨナ書4章4節

4主は言われた。
「お前は怒るが、それは正しいことか。」

 

2023年8月25日(金)エフェソへの信徒への手紙2章14~16節

14実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 15規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 16十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。

 

2023年8月24日(木)ガラテアの信徒への手紙3章25~26節

25しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。
26あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。

 

2023年8月23日(水)ガラテアの信徒への手紙3章23節

23信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視され、この信仰が啓示されるようになるまで閉じ込められていました。 24こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。

 

2023年8月22日(火)ガラテアの信徒への手紙3章19節

 19では、律法とはいったい何か。律法は、約束を与えられたあの子孫が来られるときまで、違犯を明らかにするために付け加えられたもので、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものです。

 

2023年8月21日(月)ガラテアの信徒への手紙3章1節

1ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿ではっきり示されたではないか。

 

2023年8月20日(日・主日)マタイによる福音書5章17節 

17「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。

     

          山上の垂訓」カール・ハインリッヒ・ブロッホ画

 

 2023年8月19日(土)ヤコブの手紙2章8節

 8もしあなたがたが、聖書に従って、「隣人を自分のように愛しなさい」という最も尊い律法を実行しているのなら、それは結構なことです。

 

2023年8月18日(金)ヨハネによる福音書1章16~17節

 16わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。 17律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。

 

2023年8月17日(木)エフェソへの信徒への手紙2章10節

 10なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。

 

2023年8月16日(水)ヤコブの手紙4章12節

 12律法を定め、裁きを行う方は、おひとりだけです。この方が、救うことも滅ぼすこともおできになるのです。隣人を裁くあなたは、いったい何者なのですか。

 

2023年8月15日(火)詩編94編12節

12いかに幸いなことでしょう
主よ、あなたに諭され
あなたの律法を教えていただく人は。

 

2023年8月14日(月)詩編19編9節

9主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え

主の戒めは清らかで、目に光を与える。

 

2023年8月13日(日・主日)フマタイによる福音書5章14、16節  

 14あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない  。   16そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」              

                                  「(キリストの)山上の垂訓」フラ・アンジェリコ 

 

 2023年8月12日(土)コロサイの信徒への手紙1章6節

 6あなたがたにまで伝えられたこの福音は、世界中至るところでそうであるように、あなたがたのところでも、神の恵みを聞いて真に悟った日から、実を結んで成長しています。

 

2023年8月11日(金)エフェソへの信徒への手紙2章17節

 17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。

 

2023年8月10日(木)エレミア書28章9節

 9平和を預言する者は、その言葉が成就するとき初めて、まことに主が遣わされた預言者であることが分かる。

 

2023年8月9日(水)ガラテアの信徒への手紙1章11節

11兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。

 

2023年8月8日(火)ローマの信徒への手紙1章17節

 17福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

 

2023年8月7日(月)ローマの信徒への手紙13章8、10節

8互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。 10愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。

 

2023年8月6日(日・主日)マタイによる福音書5章9節

9平和を実現する人々は、幸いである、

その人たちは神の子と呼ばれる。

                     

                エメ・モロー作「善きサマリア人」

 

2023年8月5日(土)ヨハネによる福音書5章17節

 17イエスはお答えになった。「わたしの父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働くのだ。」

 

2023年8月4日(金)マタイによる福音書11章2~3節

2ヨハネは牢の中で、キリストのなさったことを聞いた。そこで、自分の弟子たちを送って、 3尋ねさせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」

 

2023年8月3日(木)ヨハネによる福音書4章28~29節

 28女は、水がめをそこに置いたまま町に行き、人々に言った。 29「さあ、見に来てください。わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。もしかしたら、この方がメシアかもしれません。」

 

2023年8月2日(水)ヨハネの手紙(Ⅰ)4章9節

 9神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。

 

2023年8月1日(火)マタイによる福音書18章20節

 20二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」

 

2023年7月31日(月)詩編9編11節

11主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む。

あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない。

 

2023年7月30日(日・主日)マルコによる福音書6章50節

50皆はイエスを見ておびえたのである。しかし、イエスはすぐ彼らと話し始めて、「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。

    「ガリラヤ湖上を歩くキリスト」ピエール・アメデ・ヴァラン

 

 2023年7月29日(土) ヨハネによる福音書17章3節

 3永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。

 

 2023年7月28日(金) ヨハネによる福音書6章68~69節

 68シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。

 

  2023年7月27日(木) ヨハネによる福音書12章36節  

 36光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」
イエスはこれらのことを話してから、立ち去って彼らから身を隠された。

 

 2023年7月26日(水)ヨハネによる福音書1章4,9節

4言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。

 9その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。

 

2023年7月25日(火)テサロニケへの手紙(Ⅰ)5章6節

 6従って、ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。

 

2023年7月24日(月)コリントの信徒へ手紙(Ⅰ)2章9節

9しかし、このことは、
「目が見もせず、耳が聞きもせず、
人の心に思い浮かびもしなかったことを、
神は御自分を愛する者たちに準備された」
と書いてあるとおりです。

 

2023年7月23日(日・主日)ヨハネによる福音書10章16節 

 16わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。

         「病人を癒すキリスト」レンブラント 百グルテン版画  

 

2023年7月22日(土)詩篇119編107節

107わたしは甚だしく卑しめられています。

主よ、御言葉のとおり

命を得させてください。

 

2023年7月21日(金)ヨハネによる福音書10章11節

 11わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。

 

2023年7月20日(木)ローマの信徒への手紙14章9節

 9キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。

 

2023年7月19日(水)詩篇139編7節

7どこに行けば
あなたの霊から離れることができよう。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。

 

2023年7月18日(火)テモテへの手紙(Ⅱ)1章7節

 7神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。

 

2023年7月17日(月)  詩篇4編7節 

7恵みを示す者があろうかと、多くの人は問います。

主よ、わたしたちに御顔(みかお)の光を向けてください。

 

2023年7月16日(日・主日)ローマの信徒への手紙8章35節

 35だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。

               

       「イエスと姦通の女」ギュスターヴ・ドレ

 

2023年7月15日(土)ローマの信徒への手紙5章5節

5希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。

 

2023年7月14日(金)ガラテアの信徒への手紙5章5節

 5わたしたちは、義とされた者の希望が実現することを、“霊”により、信仰に基づいて切に待ち望んでいるのです。

 

 2023年7月13日(木)詩編62編6節

       6わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。

神にのみ、わたしは希望をおいている。

 

2023年7月12日(水)ローマの信徒への手紙8章24節

  24わたしたちは、このような希望によって救われているのです。見えるものに対する希望は希望ではありません。現に見ているものをだれがなお望むでしょうか。

 

2023年7月11日(火)ヨブ記14章7節

            7木には希望がある、というように

木は切られても、また新芽を吹き

若枝の絶えることはない。

 

2023年7月10日(月)ヘブライ人への手紙4章16節

 16だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。

 

2023年7月9日(日・主日)詩編34編9節

9味わい、見よ、主の恵み深さを。

いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。 

             

                「晩鐘」ジャン・フランソワ・ミレー

 

2023年7月8日(土)ヘブライ人への手紙10章23節

 23約束してくださったのは真実な方なのですから、公に言い表した希望を揺るがぬようしっかり保ちましょう。

 

2023年7月7日(金)詩編37編23節

23主は人の一歩一歩を定め
御旨にかなう道を備えてくださる。 

 

2023年7月6日(木)詩編37編30~31節

30主に従う人は、口に知恵の言葉があり
その舌は正義を語る。
31神の教えを心に抱き
よろめくことなく歩む。

 

2023年7月5日(水)テモテへの手紙(Ⅱ)3章16節

 16聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。

 

2023年7月4日(火)ヘブライ人への手紙2章1節

1だから、わたしたちは聞いたことにいっそう注意を払わねばなりません。そうでないと、押し流されてしまいます。

 

2023年7月3日(月)詩編40編7節

7あなたはいけにえも、穀物の供え物も望まず
焼き尽くす供え物も
罪の代償の供え物も求めず
ただ、わたしの耳を開いてくださいました。

 

2023年7月2日(日・主日)詩編51編8節 

8あなたは秘儀ではなくまことを望み

秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。

「キリストとサマリアの女」ジョセフ・フォン・ヘンペル

 

2023年7月1日(土)フィリピの信徒への手紙1章9~10a節

 9わたしは、こう祈ります。知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、

 10本当に重要なことを見分けられるように。・・・・

 

2023年6月30日(金)マタイによる福音書4章4節 

4イエスはお答えになった。
「『人はパンだけで生きるものではない。
神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』
と書いてある。」

 

2023年6月29日(木)ルカによる福音書24章32節 

 32二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。

 

2023年6月28日(水)ローマの信徒への手紙10章8節

 8では、何と言われているのだろうか。
「御言葉はあなたの近くにあり、
あなたの口、あなたの心にある。」
これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。

 

2023年6月27日(火) ヨハネによる福音書15章7節

 7あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたの内にいつもあるならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる。

 

 2023年6月26日(月)ホセア書2章22節

22わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。

あなたは主を知るようになる。

 

 2023年6月25日(日・主日)イザヤ書12章3~4節

3あなたたちは喜びのうちに
救いの泉から水を汲む。
4その日には、あなたたちは言うであろう。
「主に感謝し、御名を呼べ。
諸国の民に御業を示し
気高い御名を告げ知らせよ。

                  「サマリアの女」アブラハム・ブルーマールト

 

 

2023年6月24日(土)ヨハネの手紙(Ⅰ)4章13節

13神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。

 

 2023年6月23日(金)ヨハネによる福音書16章14節

 14その方はわたしに栄光を与える。わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。

 

2023年6月22日(木)ルカによる福音書11章11~13節

11あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。 12また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。 13このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」

 

2023年6月21日(水)ルカによる福音書11章9~10節

 9そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。 10だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。

 

 2023年6月20日(火)ヨハネによる福音書17章24節

 24父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの栄光を、彼らに見せるためです。

 

 2023年6月19日(月)ルカによる福音書11章2~4節

 2そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。
『父よ、
御名が崇められますように。
御国が来ますように。
3わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
4わたしたちの罪を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
皆赦しますから。
わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」

 

2023年6月18日(日・主日)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)13章13節

13主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同と共にあるように。

        「羊飼いの少女」ジャン・フランソワ・ミレー

 

 2023年6月17日(土)ユダの手紙1章20~21節

 20しかし、愛する人たち、あなたがたは最も聖なる信仰をよりどころとして生活しなさい。聖霊の導きの下に祈りなさい。 21神の愛によって自分を守り、永遠の命へ導いてくださる、わたしたちの主イエス・キリストの憐れみを待ち望みなさい。 

 

2023年6月16日(金)詩編19編15節

15どうか、わたしの口の言葉が御旨にかない
心の思いが御前に置かれますように。
主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ。

 

2023年6月15日(木)テモテへの手紙(Ⅱ)1章13節

 13キリスト・イエスによって与えられる信仰と愛をもって、わたしから聞いた健全な言葉を手本としなさい。

 

2023年6月14日(水)ルカによる福音書4章21節

 21そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。

 

2023年6月13日(火)テサロニケの信徒への手紙(Ⅰ)1章5a節

 5わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです。

 

2023年6月12日(月)テモテへの手紙(Ⅰ)2章1節

1そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。 

 

2023年6月11日(日・主日)テモテへの手紙(Ⅰ)4章5節 

5神の言葉と祈りとによって聖なるものとされるのです。

            「祈りの手」アルフレッド・デューラー

 

2023年6月10日(土)ローマの信徒への手紙5章5節

 5希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。

 

2023年6月9日(金)テトスへの手紙3章6節

 6神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました。

 

2023年6月8日(木)テトスへの手紙3章5節

5神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。

 

2023年6月7日(水)ローマの信徒への手紙8章14節

 14神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。

 

2023年6月6日(火)サムエル記・下23章2節、            

2主の霊はわたしのうちに語り

主の言葉はわたしの舌の上にある。

 

2023年6月5日(月)フィリピの信徒への手紙2章11節

 11すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。

 

2023年6月4日(日・主日)エフェソへの信徒への手紙1章14節

14この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。

        「ペンテコステ」ジャン・レストゥー

 

2023年6月3日(土)ルカによる福音書11章13節

13このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」

 

2023年6月2日(金)詩編107編20節

20主は御言葉を遣わして彼らを癒し

破滅から彼らを救い出された。

 

2023年6月1日(木)ヨハネによる福音書7章38節

38わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」 

 

2023年5月31日(水)マタイによる福音書4章3~4節

 3すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」
 4イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。
神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。」

 

2023年5月30日(火)ローマの信徒への手紙10章10~11節

 10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。
 11聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。

 

2023年5月29日(月)ローマの信徒への手紙10章8節

 8では、何と言われているのだろうか。
「御言葉はあなたの近くにあり、
あなたの口、あなたの心にある。」
これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。

 

2023年5月28日(日・ペンテコステ・聖餐式礼拝) 使徒言行録2章1~4節

1五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 2突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 3そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 4すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。

           

                                      「ペンテコステ」エル・グレコ

 

2023年5月27日(土)詩編119編35節

35あなたの戒めに従う道にお導きください。

わたしはその道を愛しています。

 

2023年5月26日(金)ガラテアの信徒への手紙5章25節

 25わたしたちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。

 

2023年5月25日(木)ローマの信徒への手紙8章13~14節

13肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます。 14神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。

 

2023年5月24日(水)ローマの信徒への手紙15章13節

13希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。

 

2023年5月23日(火)ローマの信徒への手紙8章11節

 11もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。

 

2023年5月22日(月)ヨハネによる福音書16章12~13節

12言っておきたいことは、まだたくさんあるが、今、あなたがたには理解できない。 13しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく、聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。

 

 2023年5月21日(日・主日) ヨハネによる福音書16章7節

 7しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。

 

  

                                                「イエス・キリストの昇天」レンブラント 

 

2023年5月20日(土)ヨハネによる福音書14章17節

17この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。

 

2023年5月19日(金)ヨハネによる福音書14章16節

 16わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。

 

2023年5月18日(木) 昇天日  使徒言行録1章8~9節

 8あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」 9こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。

    

                        「イエス・キリストの昇天」ジョン・シングルトン・コプリー

 

2023年5月17日(水)使徒言行録1章4~5節

 4そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。 5ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」

 

2023年5月16日(火)使徒言行録1章3節

3イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。

 

2023年5月15日(月) コリントの信徒への手紙二5章17、19節

 17だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。 19つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。

 

2023年5月14日(日・主日) 詩編144編3節   

   3主よ、人間とは何ものなのでしょう
  あなたがこれに親しまれるとは。
  人の子とは何ものなのでしょう
  あなたが思いやってくださるとは。

                         「病人を癒すキリスト」 レンブラント 百グルテン版画

1ハレルヤ。
 わたしの魂よ、主を賛美せよ。 詩編146編1節

 

2023年5月13日(土) コロサイの信徒への手紙1章19~20節

19神は、御心のままに、満ちあふれるものを余すところなく御子の内に宿らせ、 20その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであれ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。

 

2023年5月12日(金) コロサイの信徒への手紙1章18節

 18また、御子はその体である教会の頭(かしら)です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。

 

2023年5月11日(木) コロサイの信徒への手紙1章15~16節

15御子(みこ)は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です。 16天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、王座も主権も、支配も権威も、万物は御子において造られたからです。つまり、万物は御子によって、御子のために造られました。 

 

2023年5月10日(水) コロサイの信徒への手紙1章13~14節

 13御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。 14わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。

 

2023年5月9日(火) コロサイの信徒への手紙1章6節

 6あなたがたにまで伝えられたこの福音は、世界中至るところでそうであるように、あなたがたのところでも、神の恵みを聞いて真に悟った日から、実を結んで成長しています。 

 

2023年5月8日(月) コロサイの信徒への手紙1章5節

5それは、あなたがたのために天に蓄えられている希望に基づくものであり、あなたがたは既にこの希望を、福音という真理の言葉を通して聞きました。

 

2023年5月7日(日・主日)詩編133編1節  

  1見よ、兄弟が共に座っている。
   なんという恵み、なんという喜び。

     「山上の垂訓」ギュスターヴ・ドレ.画

 

 2023年5月6日(土) ヨハネの手紙(Ⅲ) 1章2~3節

2愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。 3兄弟たちが来ては、あなたが真理に歩んでいることを証ししてくれるので、わたしは非常に喜んでいます。実際、あなたは真理に歩んでいるのです。

 

2023年5月5日(金) ヨハネの手紙(Ⅱ) 1章6節

 6愛とは、御父の掟に従って歩むことであり、この掟とは、あなたがたが初めから聞いていたように、愛に歩むことです。

 

2023年5月4日(木) ヨハネの手紙(Ⅱ) 1章2~3節

 2それは、いつもわたしたちの内にある真理によることで、真理は永遠にわたしたちと共にあります。 3父である神と、その父の御子イエス・キリストからの恵みと憐れみと平和は、真理と愛のうちにわたしたちと共にあります。

 

2023年5月3日(水) ヨハネの手紙(Ⅰ)5章20節

 20わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです。この方こそ、真実の神、永遠の命です。

 

2023年5月2日(火) ヨハネの手紙(Ⅰ)5章14節

  14何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。 

 

2023年5月1日(月) エフェソへの信徒への手紙4章12~13節

  12こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき、 13ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。

 

2023年4月30日(日・主日) エフェソへの信徒への手紙4章4節   

  4体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。            

    

                      「キリストの変容」アレクサンドル・イワノフ

 6「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。

          コリントの信徒への手紙(Ⅱ)4章6節

 

2023年4月29日(土) ヨハネの手紙(Ⅰ)4章2節

 2イエス・キリストが肉となって来られたということを公に言い表す霊は、すべて神から出たものです。このことによって、あなたがたは神の霊が分かります。

 

 2023年4月28日(金) ヨハネの手紙(Ⅰ)3章24~25節

 24神の掟を守る人は、神の内にいつもとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。神がわたしたちの内にとどまってくださることは、神が与えてくださった“霊”によって分かります。

 

 2023年4月27日(木)ヨハネの手紙(Ⅰ)3章22~23節

 22神に願うことは何でもかなえられます。わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです。 23その掟とは、神の子イエス・キリストの名を信じ、この方がわたしたちに命じられたように、互いに愛し合うことです。

 

2023年4月26日(水)  ヨハネの手紙(Ⅰ)3章19~20節

19これによって、わたしたちは自分が真理に属していることを知り、神の御前で安心できます、 20心に責められることがあろうとも。神は、わたしたちの心よりも大きく、すべてをご存じだからです。

 

2023年4月25日(火) ヨハネの手紙(Ⅰ)3章16節

16イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです。

 

 2023年4月24日(月) エフェソへの信徒への手紙5章1~2節

1あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。 2キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。

 

2023年4月23日(日・主日) 詩編8編5節

5そのあなたが御心に留めてくださるとは
 人間は人間は何ものなのでしょう。
 人の子は何ものなのでしょう
 あなたが顧みてくださるとは。

     「イエスの御心」 オーギュスタン・ルドン 

 5わたしは主に望みをお 
  わたしの魂は望みをおき  
 御言葉を待ち望みます。 (詩編130編5節)

 

2023年4月22日(土)イザヤ書25章9節

  9その日には、人は言う。
見よ、この方こそわたしたちの神。
わたしたちは待ち望んでいた。
この方がわたしたちを救ってくださる。
この方こそわたしたちが待ち望んでいた主。
その救いを祝って喜び躍ろう。

 

2023年4月21日(金)使徒言行録9章19b節 

19・・・サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちと一緒にいて、20すぐあちこちの会堂で「この人こそ神の子である」と、イエスのことを宣べ伝えた。

       

            「使徒パウロ」 レンブラント・ファン・レイン

 

2023年4月20日(木)使徒言行録9章11,15,17~19a節  

 11すると、主は言われた。「立って、『直線通り』と呼ばれる通りへ行き、ユダの家にいるサウロという名の、タルソス出身の者を訪ねよ。今、彼は祈っている。

 17そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、あなたが元どおり目が見えるようになり、また、聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです。」 18すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった。そこで、身を起こして洗礼を受け、 19食事をして元気を取り戻した。

   

                     「パウロの目を開くアナニヤ」 ピエトロ・ダ・コルトーナ1

 

2023年4月19日(水) 使徒言行録9章3b~6、8節 

 3サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。 4サウロは地に倒れ、「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。 5「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。 6起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」 8サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。

 

          「パウロの回心」 ムリリョ

2023年4月18日(火)使徒言行録1章3節  

3イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。

 

2023年4月17日(月) 詩編30編5~6節         

  5主の慈しみに生きる人々よ
主に賛美の歌をうたい  聖なる御名を唱え、 感謝をささげよ。
6ひととき、お怒りになっても  命を得させることを御旨としてくださる。
泣きながら夜を過ごす人にも  喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。

 

2023年4月16日(日・主日) 詩編119編130節 
130御言葉が開かれると光が射し出で
無知な者にも理解を与えます。 

    

      「エマオのキリスト」 レンブラント 

30一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。 31すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。 32二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語りあった。 ルカによる福音書24章30~31節 

   

2023年4月15日(土) ルカによる福音書24章25~27節
 25そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、 26メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」
 27そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。     

   

      『エマオへの道』ロバートツンド作  

 

2023年4月14日(金)ヨハネによる福音書21章4~7節
 4既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。 5イエスが、「子たちよ、何か食べる物があるか」と言われると、彼らは、「ありません」と答えた。 6イエスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。 7イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。          

    

         「湖上を歩くキリスト 」ティントレット

 

2023年4月13日(木)ヨハネによる福音書20章27~29節
 27それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」 28トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。 29イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」       

      

      「疑い深いトマス」カール・ハインリッヒ・ブロッホ

 

2023年4月12日(水) ヨハネによる福音書20章25~26節 
 25そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」 26さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。    

    

                レンブラント「聖トマスの懐疑」
     

    

         ベンジャミン・ウェスト「聖トマスの懐疑」

 

2023年4月11日(火)ヨハネによる福音書20章16~17節
 15イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わたしが、あの方を引き取ります。」 16イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。 17イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」 18マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。      

    

        アレクサンドル・アンドレイヴィチ・イワノフ作「我に触れるな」

 

2023年4月10日(月)ヨハネによる福音書20章11~14節
11マリアは墓の外に立って泣いていた。泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、 12イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。 13天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」 14こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。                                       

    

        ゲルチィーノ「マグダラのマリアと二人の天使」

 

2023年4月9日(日・主日)復活祭 

                 詩編118編24~25節

24今日こそ主の御業(みわざ)の日。
今日を喜び祝い、喜び躍(おど)ろう。
25どうか主よ、わたしたちに救いを。
どうか主よ、わたしたちに栄えを。   

 

            アルブレヒト・アルトドルファー  「復活」

 1さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。 2すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。 3その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。 4番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。 マタイによる福音書28章1~4節 

      

         『キリストの復活』フラアンジェリコ

1安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。 2そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。 3彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話し合っていた。 4ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。石は非常に大きかったのである。 5墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。 6若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。 7さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」 マルコによる福音書16章1~7節 

 

2023年4月8日(土)ルカによる福音23章54~56節 
 54その日は準備の日であり、安息日が始まろうとしていた。 55イエスと一緒にガリラヤから来た婦人たちは、ヨセフの後について行き、墓と、イエスの遺体が納められている有様とを見届け、 56家に帰って、香料と香油を準備した。
 婦人たちは、安息日には掟に従って休んだ。

  ハンス・ホルバイン《墓の中の死せるキリスト

 

2023年4月7日(金・受苦日)詩編22編2節
2わたしの神よ、わたしの神よ
なぜわたしをお見捨てになるのか。
なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず
呻きも言葉も聞いてくださらないのか。

アルブレヒト・アルトドルファー「マリアとヨハネと十字架上のキリスト」


 25イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。 26イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。 27それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。   ヨハネによる福音書19章25~27節     

    

                 アルブレヒト・アルトドルファー「犯罪人の間の十字架上のキリスト」
41我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」 42そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。 43するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。ルカによる福音書23章41~43節
          

ベラスケス「十字架上のキリスト」 


 30イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。ヨハネによる福音書19章30節 

                   

  オーギュスタン・ルドン「キリストの磔刑」
  
 46イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。 ルカによる福音書23章46節 
                              
 2023年4月6日(木・洗足木曜日)詩編33編20~22節
20我らの魂は主を待つ。  主は我らの助け、我らの盾。
21我らの心は喜び  聖なる御名(みな)に依り頼む。
22主よ、あなたの慈しみが  我らの上にあるように
主を待ち望む我らの上に。

「オリーブの園での祈り」 エル・グレコ 

35少し進んで行って地面にひれ伏し、できることなら、この苦しみの時が自分から過ぎ去るようにと祈り、 36こう言われた。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」マルコによる福音書14章35~36節   

2023年4月5日(水)マタイによる福音書26章12~13節
  12この人はわたしの体に香油を注いで、わたしを葬る準備をしてくれた。 13はっきり言っておく。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」

 

2023年4月4日(火)マタイによる福音書26章1~2節
1イエスはこれらの言葉をすべて語り終えると、弟子たちに言われた。 2「あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。人の子は、十字架につけられるために引き渡される。」

 

2023年4月3日(月)ルカによる福音書22章19~20節
19それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。」
 20食事を終えてから、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である。

 

2023年4月2日(日・棕櫚の日・受難週) 
      ヨハネによる福音書12章12~13節
12その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞き、 13なつめやしの枝を持って迎えに出た。そして、叫び続けた。
「ホサナ。  
主の名によって来られる方に、祝福があるように、 
イスラエルの王に。」

《キリストのエルサレム入城》ジャン=イポリット・フランドラン

 

2023年4月1日(土)ヘブライ人への手紙9章27~28節

 27また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、 28キリストも、多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。

 

2023年3月31日(金)フィリピの信徒への手紙2章6節

 6キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、 7かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、 8へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。

2023年3月30日(木)ヘブライ人への手紙1章3節

 3御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。

 

2023年3月29日(水)エフェソへの信徒への手紙4章6~7節

 6すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。

7しかし、わたしたち一人一人に、キリストの賜物のはかりに従って、恵みが与えられています。

 

2023年3月28日(火)エフェソへの信徒への手紙2章17~18節

17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 

 18それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。

 

2023年3月27日(月)エフェソへの信徒への手紙2章1、3節

1さて、あなたがたは、以前は自分の過ちと罪のために死んでいたのです。

 3わたしたちも皆、こういう者たちの中にいて、以前は肉の欲望の赴くままに生活し、肉や心の欲するままに行動していたのであり、ほかの人々と同じように、生まれながら神の怒りを受けるべき者でした。

 

2023年3月26日(日・受難節第五主日)詩編103編13節
13父がその子を憐れむように
主は主を畏れる人を憐れんでくださる。

    

    「イエスと姦通の女」ギュスターヴ・ドレ

 

2023年3月25日(土)詩編118編29節
29恵み深い主に感謝せよ。
慈しみはとこしえに。

 

2023年3月24日(金)ハバクク書2章3節
3定められた時のために
もうひとつの幻があるからだ。
それは終わりの時に向かって急ぐ。
人を欺くことはない。
たとえ、遅くなっても、待っておれ。
それは必ず来る、遅れることはない。

 

2023年3月23日(木)詩編118編26節
26祝福あれ、主の御名(みな)によって来る人に。
わたしたちは主の家からあなたたちを祝福する。

 

2023年3月22日(水)エフェソへの信徒への手紙1章23節
 23教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。

 

2023年3月21日(火)エフェソへの信徒への手紙1章22節
 22神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。 

 

2023年3月20日(月)エレミア書23章28節
 28夢を見た預言者は夢を解き明かすがよい。しかし、わたしの言葉を受けた者は、
忠実にわたしの言葉を語るがよい。

もみ殻と穀物が比べものになろうかと 主は言われる。

 

 

 

 2023年3月19日(日・受難節第四主日)ローマの信徒への手紙9章26節

26『あなたたちは、わたしの民ではない』
と言われたその場所で、
彼らは生ける神の子らと呼ばれる。」

     

      「慈愛」バルトロメオ・スケドーニ

 

 2023年3月18日(土)コロサイの信徒への手紙1章12~14節  
 12光の中にある聖なる者たちの相続分に、あなたがたがあずかれるようにしてくださった御父に感謝するように。 13御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。 14わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。


2023年3月17日(金)ヨハネによる福音書8章32節  
32あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
2023年3月16日(木)マタイによる福音書20章27~28節
 27いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。 28人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。」

 

2023年3月16日(木)マタイによる福音書20章27~28節

 27いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。 28人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。」


2023年3月15日(水)マタイによる福音書20章18~19節
18「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く。人の子は、祭司長たちや律法学者たちに引き渡される。彼らは死刑を宣告して、 19異邦人に引き渡す。人の子を侮辱し、鞭打ち、十字架につけるためである。そして、人の子は三日目に復活する。」

   

    「鞭打たれるキリスト」 ウィリアム・アドルフ・ブグロー

 

2023年3月14日(火)ホセア書6章6節

6わたしが喜ぶのは
愛であっていけにえではなく
神を知ることであって
焼き尽くす献げ物ではない。

 

2023年3月13日(月)ヘブライ人への手紙7章27節

 27この方は、ほかの大祭司たちのように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために毎日いけにえを献げる必要はありません。というのは、このいけにえはただ一度、御自身を献げることによって、成し遂げられたからです。

 

 2023年3月12日(日・受難節第三主日)イザヤ書43章2節
2水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。
大河の中を通っても、あなたは押し流されない。
火の中を歩いても、焼かれず
炎はあなたに燃えつかない。

   「慈愛」バルトロメオ・スケドーニ

 

 2023年3月11日(土)ローマの信徒への手紙5章1~2節  
1このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、 2このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。

 

2023年3月10日(金)イザヤ書55章10~11節  
10雨も雪も、ひとたび天から降れば
むなしく天に戻ることはない。
それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ
種蒔く人には種を与え
食べる人には糧を与える。
11そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も
むなしくは、わたしのもとに戻らない。
それはわたしの望むことを成し遂げ
わたしが与えた使命を必ず果たす。

 

2023年3月9日(木)ヨハネの手紙(Ⅰ)1章7節
 7しかし、神が光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩むなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます。


2023年3月8日(水)ヘブライ人への手紙1章3節
 3御子(みこ)は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。


2023年3月7日(火)詩編118編14~16節
14主はわたしの砦、わたしの歌。
主はわたしの救いとなってくださった。
15御救いを喜び歌う声が主に従う人の天幕に響く。
主の右の手は御力(みちから)を示す。
16主の右の手は高く上がり
主の右の手は御力を示す。

 

2023年3月6日(月)詩編96編7,9~10節
7諸国の民よ、こぞって主に帰せよ
栄光と力を主に帰せよ。
9聖なる輝きに満ちる主にひれ伏せ。
全地よ、御前(みまえ)におののけ。
10国々にふれて言え、主こそ王と。
世界は固く据えられ、決して揺らぐことがない。
主は諸国の民を公平に裁かれる。
11天よ、喜び祝え、地よ、喜び躍(おど)れ。

 

 2023年3月5日(日・受難節第二主日)ルカによる福音書12章32節

 32小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。

「落穂拾い」(ジャン=フランソワ・ミレー)

 

 2023年3月4日(土)イザヤ書53章10~12節  
10病に苦しむこの人を打ち砕こうと主は望まれ
彼は自らを償いの献げ物とした。
彼は、子孫が末永く続くのを見る。
主の望まれることは
彼の手によって成し遂げられる。
11彼は自らの苦しみの実りを見
それを知って満足する。
わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために
彼らの罪を自ら負った。
12それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし
彼は戦利品としておびただしい人を受ける。
彼が自らをなげうち、死んで
罪人のひとりに数えられたからだ。
多くの人の過ちを担い
背いた者のために執り成しをしたのは
この人であった。

 

2023年3月3日(金)イザヤ書53章4~9節  
4彼が担ったのはわたしたちの病
彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに
わたしたちは思っていた
神の手にかかり、打たれたから
彼は苦しんでいるのだ、と。
5彼が刺し貫かれたのは
わたしたちの背きのためであり
彼が打ち砕かれたのは
わたしたちの咎のためであった。
彼の受けた懲らしめによって
わたしたちに平和が与えられ
彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。
6わたしたちは羊の群れ
道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。
そのわたしたちの罪をすべて
主は彼に負わせられた。
7苦役を課せられて、かがみ込み
彼は口を開かなかった。
屠り場に引かれる小羊のように
毛を刈る者の前に物を言わない羊のように
彼は口を開かなかった。
8捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。
彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか
わたしの民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり
命ある者の地から断たれたことを。
9彼は不法を働かず
その口に偽りもなかったのに
その墓は神に逆らう者と共にされ
富める者と共に葬られた。

 

2023年3月2日(木)ペテロの手紙(Ⅰ)4章12~13節
12愛する人たち、あなたがたを試みるために身にふりかかる火のような試練を、何か思いがけないことが生じたかのように、驚き怪しんではなりません。 13むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです。

 

2023年3月1日(水)詩編34編9節
9味わい、見よ、主の恵み深さを。
いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。

 

2023年2月28日(火)詩編57編11節
11あなたの慈しみは大きく、天に満ち
あなたのまことは大きく、雲を覆います。

 

2023年2月27日(月)詩編67編2~3節
2神がわたしたちを憐れみ、祝福し
御顔の輝きを
わたしたちに向けてくださいますように〔セラ
3あなたの道をこの地が知り
御救いをすべての民が知るために。



 2023年2月26日(日・受難節第一主日)詩編121章1~2節

1【都に上る歌。】

目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
2わたしの助けは来る
天地を造られた主のもとから

 

 2023年2月25日(土)イザヤ書42章1~3節

1見よ、わたしの僕(しもべ)、わたしが支える者を。
わたしが選び、喜び迎える者を。
彼の上にわたしの霊は置かれ
彼は国々の裁きを導き出す。
2彼は叫ばず、呼ばわらず、声を巷(ちまた)に響かせない。
3傷ついた葦(あし)を折ることなく
暗くなってゆく灯心を消すことなく
裁きを導き出して、確かなものとする。

 

2023年2月24日(金)マタイによる福音書6章6節

 6だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

 

2023年2月23日(木)コリントの信徒への手紙(Ⅱ)19~20節

 19つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。

 20ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。

 

2023年2月22日(水・灰の水曜日)ヨエル書2章12~13節

12主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
断食し、泣き悲しんで。
13衣を裂くのではなく
お前たちの心を引き裂け。」
あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。

 

2023年2月21日(火)エフェソへの信徒への手紙5章25~28節
 25夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。 26キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、 27しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。

 

2023年2月20日(月)箴言3章11~12節
11わが子よ、主の諭(さと)しを拒むな。
主の懲らしめを避けるな。

 

 2023年2月19日(日・主日)ヨハネの手紙(Ⅰ)4章16節

16わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。

   

「改悛のマグダラのマリア」ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

 

 2023年2月18日(土)イザヤ書40章31節

31主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。

 

2023年2月17日(金)詩編98編章4節

4全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。

 

2023年2月16日(木)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)1章10節

10さて、兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストの名によってあなたがたに勧告します。皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。

2023年2月15日(水)イザヤ書57章15節

15高く、あがめられて、永遠にいまし
その名を聖と唱えられる方がこう言われる。
わたしは、高く、聖なる所に住み
打ち砕かれて、へりくだる霊の人と共にあり
へりくだる霊の人に命を得させ
打ち砕かれた心の人に命を得させる。

 

2023年2月14日(火)ローマの信徒への手紙4章24~25節

24わたしたちのためにも記されているのです。わたしたちの主イエスを死者の中から復活させた方を信じれば、わたしたちも義と認められます。 25イエスは、わたしたちの罪のために死に渡され、わたしたちが義とされるために復活させられたのです。

 

2023年2月13日(月)ローマの信徒への手紙5章6,9節

 6実にキリストは、わたしたちがまだ弱かったころ、定められた時に、不信心な者のために死んでくださった。

・・・ 9それで今や、わたしたちはキリストの血によって義とされたのですから、キリストによって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。

 

 2023年2月12日(日・主日)ルカによる福音書10章23節

21そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。         

        

   「改悛のマグダラのマリア」ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

 

 2023年2月11日(土)ヨハネによる福音書16章13節

13しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく、聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。

2023年2月10日(金)イザヤ書26章1、4節

1その日には、ユダの地でこの歌がうたわれる。
我らには、堅固(けんご)な都がある。
救いのために、城壁と堡塁(ほるい)が築かれた。・・・・
4どこまでも主に信頼せよ、主こそはとこしえの岩。

 

2023年2月9日(木)詩編91編9~10節

9あなたは主を避けどころとし
いと高き神を宿るところとした。
10あなたには災難もふりかかることがなく
天幕には疫病も触れることがない。

 

2023年2月8日(水)ローマの信徒への手紙8章14~15節

 14神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。 15あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。この霊によってわたしたちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。

 

2023年2月7日(火)フィリピの信徒への手紙3章13~14節

 13兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、 14神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです

 

2023年2月6日(月)詩編31編8節

8慈しみをいただいて、わたしは喜び躍ります。

あなたはわたしの苦しみを御覧になり

わたしの魂の悩みを知ってくださいました。

 

 2023年2月5日(日・主日)詩編9編2~3節

2わたしは心を尽くして主に感謝をささげ
驚くべき御業(みわざ)をすべて語り伝えよう。
3いと高き神よ、わたしは喜び、誇り
御名(みな)をほめ歌おう。

  「聖ペテロの涙」エル・グレコ

 

 2023年2月4日(土)ヨハネによる福音書14章6節

 6イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。

 

2023年2月3日(金)ガラテアの信徒への手紙3章26~27節

26あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。 27洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。」

 

2023年2月2日(木)イザヤ書35章10節

10主に贖(あがな)われた人々は帰って来る。
とこしえの喜びを先頭に立てて
喜び歌いつつシオンに帰り着く。
喜びと楽しみが彼らを迎え
嘆(なげ)きと悲しみは逃げ去る。

 

2023年2月1日(水)ヨハネの手紙(Ⅰ)3章1節

1御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。世がわたしたちを知らないのは、御父を知らなかったからです。

 

2023年1月31日(火)ヨハネによる福音書3章16節

16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

 

2023年1月30日(月)イザヤ書45編22~24節

22地の果てのすべての人々よ
わたしを仰いで、救いを得よ。
わたしは神、ほかにはいない。
23わたしは自分にかけて誓う。
わたしの口から恵みの言葉が出されたならば
その言葉は決して取り消されない。
わたしの前に、すべての膝はかがみ
すべての舌は誓いを立て
24恵みの御業(みわざ)と力は主にある、とわたしに言う。
主に対して怒りを燃やした者はことごとく
主に服し、恥を受ける。

 

 2023年1月29日(日・主日)マタイによる福音書22章37節

37イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』  

 「祈りの手」アルブレヒト・ デューラー

 

 2023年1月28日(土)詩編32編8節

8わたしはあなたを目覚めさせ
行くべき道を教えよう。
あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。

 

2023年1月27日(金)フィリピの信徒への手紙1章10~11節

10本当に重要なことを見分けられるように。そして、キリストの日に備えて、清い者、とがめられるところのない者となり、 11イエス・キリストによって与えられる義の実をあふれるほどに受けて、神の栄光と誉れとをたたえることができるように。

2023年1月26日(木)詩編145編18~19節

18主を呼ぶ人すべてに近くいまし
まことをもって呼ぶ人すべてに近くいまし
19主を畏れる人々の望みをかなえ
叫びを聞いて救ってくださいます。

 

2023年1月25日(水)マタイによる福音書5章14~16節

 14あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。 15また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。 16そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」

 

2023年1月24日(火)イザヤ書45章19節

19わたしは隠れた所で、地の闇の所で
語ったことはない。
ヤコブの子孫に向かって
混沌の中にわたしを求めよ、と言ったことはない。
わたしは主
正義を語り、公平を告知する者。

 

2023年1月23日(月)詩編103編19~22節

19主は天に御座を固く据え
主権をもってすべてを統治される。
20御使いたちよ、主をたたえよ
主の語られる声を聞き
御言葉を成し遂げるものよ
力ある勇士たちよ。
21主の万軍よ、主をたたえよ
御もとに仕え、御旨を果たすものよ。
22主に造られたものはすべて、主をたたえよ
主の統治されるところの、どこにあっても。
わたしの魂よ、主をたたえよ。

 

 2023年1月22日(日・主日)マタイによる福音書11章28節

 28疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。

   「山上の垂訓」ギュスターヴ・ドレ

 

 2023年1月21日(土)詩編18編7節

7苦難の中から主を呼び求め
わたしの神に向かって叫ぶと
その声は神殿に響き
叫びは御前に至り、御耳に届く。

2023年1月20日(金)イザヤ書41章10節

10恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。
たじろぐな、わたしはあなたの神。
勢いを与えてあなたを助け
わたしの救いの右の手であなたを支える。

2023年1月19日(木)イザヤ書63章16節

16あなたはわたしたちの父です。
アブラハムがわたしたちを見知らず
イスラエルがわたしたちを認めなくても
主よ、あなたはわたしたちの父です。
「わたしたちの贖い主」
これは永遠の昔からあなたの御名です。

 

2023年1月18日(水)ヤコブの手紙1章12節

12試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は適格者と認められ、神を愛する人々に約束された命の冠をいただくからです。わたしは誰の前におののくことがあろう。

 

2023年1月17日(火)詩編23編1~3a節

1【賛歌。ダビデの詩。】
主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
2主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い
3魂を生き返らせてくださる。

 

2023年1月16日(月)詩編145編1~2節

1【賛美。ダビデの詩。】
わたしの王、神よ、あなたをあがめ
世々限りなく御名をたたえます。
2絶えることなくあなたをたたえ
世々限りなく御名を賛美します。

 

 2023年1月15日(日・主日)ローマの信徒への手紙8章26節

26同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。

「朝の祈り」 林竹治郎 作1904年 北海道立美術館蔵

 

 2023年1月14日(土)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)13章4節

4愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。

2023年1月13日(金)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)16章13~14節

13目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。雄々しく強く生きなさい。 14何事も愛をもって行いなさい。

 

2023年1月12日(木)詩編55編章22節

22口は脂肪よりも滑らかに語るが
には闘いの思いを抱き
言葉は香油よりも優しいが、抜き身の剣に等しい。

 

2023年1月11日(水)詩編27編1節

1【ダビデの詩。】
主はわたしの光、わたしの救い
わたしは誰を恐れよう。
主はわたしの命の砦
わたしは誰の前におののくことがあろう。

 

2023年1月10日(火)マタイによる福音書9章2節

2すると、人々が中風の人を床に寝かせたまま、イエスのところへ連れて来た。イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される」と言われた。 

 

2023年1月9日(月)コリントの信徒への手紙(Ⅰ)15章57~58節

57わたしたちの主イエス・キリストによってわたしたちに勝利を賜る神に、感謝しよう。 58わたしの愛する兄弟たち、こういうわけですから、動かされないようにしっかり立ち、主の業に常に励みなさい。主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずです。

 

 2023年1月8日(日・主日)ルカによる福音書17章5~6節

5使徒たちが、「わたしどもの信仰を増してください」と言ったとき、 6主は言われた。「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。   黙想し祈りましょう。

  

  「湖上を歩くキリスト 」ティントレット

 

 2023年1月7日(土)イザヤ書60章2節

2見よ、闇は地を覆い
暗黒が国々を包んでいる。
しかし、あなたの上には主が輝き出で
主の栄光があなたの上に現れる。  

 

2023年1月6日(金)マタイによる福音書22章1~2節

1イエスは、また、たとえを用いて語られた。 2「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。   

 

2023年1月5日(木)マタイによる福音書4章16節
16暗闇に住む民は大きな光を見、
死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」   

 

2023年1月4日(水)ヨハネによる福音書1章14節

14言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。

 

2023年1月3日(火)ヨハネによる福音書14章7節

 7あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」 

 

2023年1月2日(月)エフェソへの信徒への手紙3章14~15節

14こういうわけで、わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。 15御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。

 

 2023年1月1日(日・主日)マタイによる福音書6章9~13節

9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。』 

     

「山上の説教」カール・ハインリッヒ・ブロッホ画